_おカネレコプラス(当Blogにおける初回の記事はこちら)はデータのインポートもエクスポートもできないので当Blogにおいては継子扱いをしておりますが、発展途上のアプリであり、一応追跡は続けております。しかし、今回のアップデートは全く意味が判りません。何がしたいんだ開発元は?
1.そりゃ改善点が無くはないのですがね
_7月上旬に実施されたアプリのアップデートでは、画面上部に常にアプリのタイトルが表示されるようになり、その分、全体的にフォントが小さくなりました。
_また、グラフ内に項目名が表示されるようになりました。これは朗報。円グラフの描き方も0時方向から3時方向に開始点が移動していますが、他の家計簿アプリには見られない珍しい方式です。そして、その意図も必要性も判らん…
2.そして謎の機能縮退
_こちらは一体何が起きているのか…? Moneytreeとの連携で取得した取引データを編集する機能が無くなっています。これじゃカテゴリを”?”から変更することもできず、家計管理機能が本家Moneytreeを下回るという恐るべき惨状です。不具合があって一時的に機能を削除しているのでしょうか。しかし、お財布機能で手入力したデータには編集機能が使えるようになっています…
_また、Web版ではMoneytree連携で得た取引データの編集が可能のままです↓。
3.スマートアイデアはおカネレコプラスをどうするつもりなのか
_ま、正直言っておカネレコプラスは 2020/06/11「おカネレコプラス レビュー第四弾:Web版と総評 篇」で述べたとおり使い物にならないレベルのノロさであり、今回のアップデート(になっているのかどうかはさておき)でもその点は全く改善されていません。Web版は以前と変わっていおらずサクサク動くので、「家計管理ができるMoneytree」としての用途には十分使えます。
_当面、アプリの動向を生暖かく見守っていくしかないですなあ。筆者としてはアプリ版をさっさと諦めて、Web版をいわゆるレスポンシブルサイト化して、うきうき家計簿のスマホ版(2020/07/21「開発元も教えてくれないうきうき家計簿シリーズの全体像」参照)のようにした方がまだ使えるんじゃないか、と思いますけどね。