2020/08/29

三菱UFJ銀行発行のクレジットカードの口座連携が取り止めになる件

_Zaimからは8/21、マネーフォワードMEからは8/28に、三菱UFJ銀行が発行するクレジットカード(スーパーICカード)と口座連携をしているユーザーに向けて「9月末をもって連携を取り止める」というメールが送付されました。

_スーパーICカードの利用履歴等を確認できるサイトは、三菱UFJ銀行のサイトの内部にあります。よって、PFM事業者(アカウントアグリゲーションサービスを提供する事業者)が同カードの取引情報を取得するには、同行のサイトにアクセスして、そこからクレジットカードメニューに入り込まねばなりません。その手順はWebスクレイピングに拠っています。

_しかし、三菱UFJ銀行の預金口座の取引情報を取得する手順は、改正銀行法によって正式にはAPIに拠ることになります。

_つまり、同じPFM事業者が三菱UFJ銀行のサイトにアクセスする方法が2とおり存在することになり、セキュリティ面でのリスクが Webスクレイピング>API である以上、Webスクレイピングによるアクセスを認めるわけにはいかない… となったようです。筆者は以前からスーパーICカードのこの問題については「どうするんだろう」と気にはなっていたのですが、アクセス取り止めっちゅうことで少々不便になってしまいますね。

_特にマネーフォワードMEは、金融機関サイトと連携している口座へのデータの手入力ができないので、取引履歴が不連続になってしまい大変困ります(そして運営側はこういう事態に手立てをしない…)。Zaimはそれが出来るので、スーパーICカードのサイトからダウンロードした明細をユーザー側からアップロードすることもできます。

_因みに、Moneytreeは…というと、筆者の場合は、6月中旬以降の取引データが取得できていません。その時期に三菱UFJ銀行の連携をスクレイピングからAPI接続に切り換えたか記憶が無いので何とも言えませんけど、少なくとも現在のAPI接続では、同行発行のクレジットカードとの連携機能は提供されていません。こちらはMoneytreeからの告知は無かったです。

_さらにDr.Walletは…2020/05/22「銀行法改正に伴うオンライン家計簿サービスと銀行のAPI連携も一筋縄ではいかないようです」で既報のとおり、今年の4月末で銀行との連携機能を全面停止していますが、スーパーICカードについては連携機能をまだ提供しています。もっとも、例によって「現在取得に問題が発生しております。申し訳ございませんが、しばらくお待ち下さい。」という事実上の取得停止状態ですがね。

_さて、スーパーICカードのデータ取得が(アカウントアグリゲーションサービス経由で)不可能になる件、どう対処したものですかね。同カードのサイトからダウンロードしたCSVファイルをMFF形式に変換するマクロを作るしか無いか…。

2020/08/25

Money通帳・あっと家計簿の運用に関するまとめ

 _前回まで、Money通帳・あっと家計簿のデータインポート/エクスポートに関する連載を長々とやっておりましたが、ようやく一段落しました。当Blogの傾向として、いろいろ仕様上の課題を抱えている家計簿アプリほど連載が長くなるわけですが…内容をまとめると↓のようになります。

Money通帳・あっと家計簿のデータ運用

_要するに…

  • Money通帳はMode1でしか使えないけど、いちおうCSVファイルでのインポート/エクスポートならできるよ。
  • 金融機関から直接ダウンロードできる場合でもない限り、OFXでのインポートは止しなさい。
  • あっと家計簿を使うなら、悪いことは言わないからMode2にしなさい。

_ということですね。一連の記事がユーザーの皆さんのご参考になれば幸甚です。

2020/08/24

Mode2運用の「あっと家計簿」に他の家計簿アプリのデータを変換してインポートする

_今回の記事は、前回同様、2020/08/22「あっと家計簿のMode2運用に向けた費目・品名のカスタマイズ方法」により、ユーザー各位が費目・品名をカスタマイズしてあることが大前提になります。準備はよろしいですか?

1.まずはMFFマクロの動作を解説します

_前回と同じく、まずはMFFマクロによる「あっと家計簿」向けの変換処理の理屈をご理解いただきたいと思います。もっとも、Mode2運用では、あっと家計簿側が費目情報を受け付けられるようになるため、奇妙なことはせずに済んでいます。

_↓取引データが収入であるか支出であるか、は、MFF形式における収入ー支出が正の場合に収入、負の場合に支出、と判定し、品名欄に入るべき文字列の先頭に■または□を付加します。よって、マイナスの金額(例えば所得税の還付金を本来は支出である「所得税」のマイナスの値とするようなケース)を記帳できる家計簿アプリからMFF形式のデータを得ている場合は、支出・収入の判定がおかしくなることがありますのでご注意下さい。

MFF2ATの動作(Mode2運用:収入・支出データ)

2020/08/23

Mode2運用の「あっと家計簿」からエクスポートしたデータを他の家計簿アプリ向けに変換する

_前回は、あっと家計簿をMode2で運用するための費目・品名のカスタマイズ方法を解説しました。今回の記事は、ユーザー各位がそれを果たしてあることを大前提とします。 

1.あっと家計簿(Mode2運用)からのTSVファイルでのエクスポート

(1)MFFマクロの変換処理について

_今回は、まず、MFFマクロがどのような処理を行っているのかをよーくご理解いただいておく必要がございます。重要なのは「あっと家計簿」のメモ欄に MFF書式=「内容@店名※メモ」 の書式でデータを入力しておくことです。

ATTSV2MFFの動作(Mode2:収入・支出取引)

2020/08/22

あっと家計簿のMode2運用に向けた費目・品名のカスタマイズ方法

_PC家計簿ソフト「Money通帳」については、

_の4本の記事で、エクスポート/インポートいずれにしても円滑にはできないことを申し上げました。これは、

  1. Money通帳が出力するTSVファイルの家計簿データは費目情報が欠落し、収入か支出かの判別もできない
  2. Money通帳は、費目・品名 共にユーザーがカスタマイズできない

_という理由によります。

_しかし、姉妹品たるシェアウェア版「あっと家計簿」は、費目・品名のカスタマイズが(条件付ながら)可能であり、使いようによっては他のPC家計簿ソフト(当Blogではベンチマークとしてマスターマネーを適用する)ど同等の機能を発揮させることができます。

_今回は、その「使いよう」とやらを「Mode2運用」と銘打ってご紹介したいと思います。

1.あっと家計簿の「品名の管理」画面

_Money通帳に対して「あっと家計簿」の機能強化項目はいくつかありますが、最も重要なのが「品名の管理」機能です。

_何度か申し上げたように、Money通帳・あっと家計簿の姉妹は、1階層の「費目」に対して、複数階層の「品名」を紐づけて入力する設計になっています。あっと家計簿は、その費目・品名の追加・並べ替えと非表示化が可能(削除は不可能)であり、その画面が↓のようになります。

あっと家計簿の品名管理画面

2020/08/21

Money通帳・あっと家計簿にCSVファイルでデータをインポートする

 _前回は、Money通帳・あっと家計簿にデータをOFXファイルでインポートする方法を述べました。今回はCSVファイルによるインポート方法を解説します。

1.Mode1運用であれば費目情報は邪魔

_↓のMFF形式データでは、振替取引以外の取引データから、費目に関する情報を消去しています。MFFマクロはこのようなデータに対して、CSVファイルの出力対象に「あっと家計簿」(Money通帳にもインポートできる)を選択してデータ変換処理をさせると…

費目情報の無いMFF形式データをあっと家計簿形式に変換する

2020/08/20

Money通帳・あっと家計簿にOFXファイルでデータをインポートする

_前々回前回でMoney通帳・あっと家計簿からのエクスポート方法を解説しました。今回は、Money通帳・あっと家計簿にOFXファイルでデータをインポートする方法をご紹介します。次回はCSVファイルによるインポート方法を予定しています。

1.OFXファイルを出力する

_Microsoft Excel上で、適当な家計簿データをMFFマクロMFF形式に変換し(だんだん説明がテキトーになってきたな…)

  • D2セルのオートフィルタボタンで口座名="01財布"で絞り込みをかけ…(1)
  • B1セルのドロップダウンリストで"OFX-3-BK"を選択し…(2)
  • セルカーソルをB1セルに合わせて…(3)
  • MFFマクロを動作させる…(4)

_以上のように操作します。MFFマクロのOFXファイル出力機能も参照ありたく。

MFFマクロでOFXファイルを出力

2020/08/19

Money通帳・あっと家計簿からCSVファイルでデータをエクスポートする

_前回は、Money通帳・あっと家計簿からTSVファイルでエクスポートする方法をご紹介しましたが、その実用性は極めて乏しいという結果に終わりました。今回は、CSVファイルでのエクスポートの方法を解説します。

1.集計表の口座別画面からエクスポートする

_今回もMoney通帳を例にしますが、あっと家計簿でも操作は同じです。【集計表】タブの【口座別】画面を選択し、表示する年度と口座を選択して【CSV形式でエクスポート】を叩きます。↓の例では、2019年度の”01財布"という口座を選んでいます。

_出力されるCSVファイルは、デフォルトでは"01財布の一覧.csv"という名称になります。

集計表の口座別画面からCSV出力

2020/08/18

Money通帳・あっと家計簿からTSVファイルでデータをエクスポートする

_PC家計簿ソフト Money通帳・あっと家計簿 の連載は、今回から(前回の記事はこちら)データ変換に関する内容に移行します。開発元の公式マニュアルは以下のリンク先になります。

_…ところで、当Blogでは Money通帳・あっと家計簿 の姉妹について、

  • Mode1運用
    Money通帳・あっと家計簿の本来の運用法。3000種類以上の品名を選択入力する。
  • Mode2運用
    あっと家計簿のみ可能。3000種類以上のデフォルトの品名を全て非表示化し、品名欄に費目情報を入れ、メモ欄に品名を記帳することで、他の家計簿アプリと同様の使い方を可能にする

_の2つの運用法を示し、特にMode2での運用をお奨めしています。その事情については、今後の連載の中で詳しく解説する予定です。

_今回は、まず、Money通帳・あっと家計簿のTSVファイルでのエクスポート方法について触れます。

1.その前に、TSVファイルって何?

_TSVとはTab-Separated Values の略で、カンマではなくタブでデータが区切られたテキストファイルのことです。Money通帳・あっと家計簿からエクスポートされるファイルの拡張子は.tsvではなく、標準ではakBackupYYMMDD.txt(YYMMDDはエクスポートした日付)というファイル名になります。エンコードはUTF-8(BOM付)です。

_エクスポートそのものは至極簡単で、↓のように操作すると、ユーザーが保存先フォルダを指定するダイアログが現れ(Money通帳・あっと家計簿のデータフォルダが標準)、先のファイル名(変更可能だが変えるべきではない)で、記帳されている全データが出力されます。対象期間を指定する機能はありません。

データをTSVでエクスポートする

2020/08/17

MFFマクロの新版 V2.05を公開しました

_以下の固定ページにてMFFマクロの新版V2.05を公開しています。

_現在、Money通帳・あっと家計簿についてMFFマクロを活用したデータ変換に関する記事を作成中ですが、その中でCSVファイルによるデータのエクスポート機能が意外に使えることを発見し、対応させました。ただし、これにより旧Blogの記事を大幅に書き直さなければならなくなり、頭の整理に時間を費消しております。今しばらくお待ちありたく。

2020/08/15

Money通帳・あっと家計簿のグラフ機能・検索機能はもう少し増強が必要

_Money通帳(フリーソフト版)・あっと家計簿(シェアウェア版)のシリーズの連載第三弾(前回の記事はこちら)はグラフ機能・検索機能をご紹介しましょう。先にお断りしておきますと、両機能ともPC家計簿ソフトの中ではちょいと残念な部類に属します。その理由は… 

1.円グラフはごく普通

_指定した月の、支出・収入費目の構成割合を円グラフで表示します↓。たいていの家計簿アプリにある機能ですね。

全費目円グラフ

2020/08/14

Money通帳・あっと家計簿の入力UI

_Money通帳・あっと家計簿姉妹の連載第二弾(前回の記事はこちら)は入力UIについてです。「がまぐち君」ほどではないですが、特色ある入力UIは何の予備知識も無しに取り掛かると迷走すること必至です。

1.Money通帳の入力UI

_新規入力の際は、↓のように入力する日の取引データ一覧の空欄を叩いて「家計簿データの編集」ダイアログ上で品名を選択します↓。品名は3000種類以上もあるので、まじめにメニューを追っていると日が暮れます。検索機能を使って素早く見つけましょう。

Money通帳の入力UI

2020/08/13

Money通帳 と あっと家計簿 の基本事項

_MFFマクロによる家計簿アプリ間のデータ変換方法を解説するシリーズ記事も、一応の終盤になってまいりました。今回から、PC家計簿ソフト「Money通帳」と「あっと家計簿」の姉妹を取り上げます。

1.「Money通帳」と「あっと家計簿」の違い

(1)機能的な差異

_Money通帳(←公式サイト)はフリーソフトの機能限定版↓で、現時点での最新バージョンは2019.07.24のVer1.93で令和に対応しています。

Money通帳の画面例

2020/08/12

がまぐち君に他の家計簿アプリのデータを変換してインポートする

_がまぐち君関連の連載第4回(前回の記事はこちら)は、がまぐち君へのデータのインポート方法をご紹介します。

1.MFF形式データから「がまぐち君」向けデータを出力

_Excelのワークシート上にMFF形式のデータを展開している状態で↓のようにMFFマクロを動作させますと↓、がまぐち君にインポートするためのCSVファイルの出力処理にかかります。

出力先にがまぐち君を指定してMFFマクロを動作させる

2020/08/11

がまぐち君からエクスポートしたデータを他の家計簿アプリ向けに変換する

_「がまぐち君」連載第三回(前回の記事はこちら)は、がまぐち君からエクスポートしたデータの変換方法について述べます。

1.がまぐち君からのデータのエクスポート

_がまくち君からデータをエクスポートする際は、【管理】タブから【インポート/エクスポート】を叩いて出現するダイアログで【その他の形式】を選択します↓。なお、エクスポートするデータの対象期間を指定する機能は無いので、がまぐち君内部のデータ量によってはCSVファイルのサイズがかなり大きくなることもあります。

がまぐち君からのエクスポート

2020/08/10

がまぐち君の独特なUIはユーザーの修練が必要です

_前回に引き続きの「がまぐち君」連載第二回は、恒例の入力UIに関する解説です。

1.がまぐち君の無料版と有料版の違い

_がまぐち君はフリーフェア版たるMiniと、シェアウェアたるSuperの二種類があります。両者の機能的な違いは主に↓のようなタブメニューの違いとして現れます。

がまぐち君Miniのタグメニュー
がまぐち君Superのタグメニュー

_筆者の見たところ、Superにしかない機能のなかで重要なのは【通帳】(口座別の出納帳を表示する機能)と【抽出】(早い話が検索機能)の二つで、分析作業に必須の機能が見事に有料化されています。がまぐち君Superはシェアウェアであってサブスクリプションではないのですから、Miniで試用してお友達になれそうなら、それなりの形で作者に敬意を表すべきでありましょう。

2020/08/09

がまぐち君は初期設定が重要です

_え~と、現在も開発が継続されているPC家計簿ソフトのなかでは機能的に最強と考えられるのが、今回から連載で取り上げる「がまぐち君」であります(公式サイトはこちら)。フリーソフト版たるMiniと、シェアウェア版たるSuperの二種類があり、両者の違いは次回に譲って、まずはがまぐち君の活用に不可避な初期設定から触れることにしましょう。

1.がまぐち君の口座の設定

_公式サイトをご覧になればお判りいただけましょうが、がまぐち君は特にSuperが凄まじく多機能でありまして…ゆえに初期設定も煩雑なものとなります。まずは、管理メニュー>費目・口座の設定↓からアクセスします。

がまぐち君の管理メニュー.

2020/08/02

当Blogのページ構成の変更と今後の更新について

_当Blogは2020/08/02をもって、いくつかの変更を行いました。

1.【MFFマクロのソースコード】のページを廃止

_標題のページにて公開していたソースコードをExcel VBEに貼り付けるとTabが文字化けしてまともに貼り付けられない、というご指摘をいただきました。この現象は、どうやらGoogle側で文字コードの取り扱いを変更したことで発生するようになったものと思われます。

_この件では、2020/06/28「MFFマクロのソースコードをVBEに貼り付ける際の不具合について」の記事でフォローをしてまいりました(Google Driveにアップしたソースリストを参照するようにした)が、この方法も少々面倒なことをしなければならず、また、読者の皆さんが使用している環境のセキュリティポリシーによってはGoogle Driveへのアクセスが弾かれることもあるので、この対応も今回取りやめました。

_MFFマクロの導入法と使用法のページに、UTF-8でエンコードしたテキストファイル(実は旧Blogのサーバーへアップしているもの)へのリンクを設けましたので、今後、ソースコードはそちらから取得してください。

2.連絡フォームを設けました

_当Blogではなぜか連絡フォームに入力していただいても筆者にそれが届かない現象が発生しておりまして、当Blogのプライバシーポリシーと筆者への連絡先についてのページにコメント欄を設けて、そちらで筆者に連絡していただくという変則的な運用を行ってまいりました。

_本日、連絡フォームの動作テストを行い、筆者に連絡が届くようになったため、右ペイン最下部に連絡フォームを設けることにしました。よって、コメント欄への投稿はできないようになっております。なお、Bloggerでよくある「プライバシーポリシーページのみへの連絡フォーム設置」というカスタマイズは行いません。

3.今後の当Blogの更新について

_当面、筆者が目標にしているのが、家計簿アプリ間データ変換ツール「MFFマクロ」V2.04公開中のページの下部にある、家計簿アプリ別のデータ変換方法の解説を全てこちらの新Blogに再掲載することです。

_この作業、実はかなり手間がかかっております。旧Blogに掲載していたときと状況が変わってしまっていたり、以前は見つけられていなかったコトを今さらながらに発見したり、記事の構成が悪いところを修正したり、MFFマクロV2.00で変わってしまった操作の解説をし直したり…と、旧Blogからの単なる移転ではなく、事実上、記事を書き直しているためです。

_現在、残っているのが

  • Dr.Wallet
  • がまぐち君
  • Money通帳・あっと家計簿

_の3つです。

_また、間もなくCSVファイルの出力機能が実装されるであろう新Moneylookへの新規対応を予定しております。

注目の記事

家計簿アプリとデータをやりとりする際のファイル形式のまとめ

_今回の主題は…家計簿アプリとデータをやりとりするときに使用するファイルの形式について、です。筆者がこれまで MFFマクロ に対応させてきた家計簿アプリは27種類(Money通帳とあっと家計簿は別カウント)。まず、家計簿アプリからエクスポートする方向では↓のようになります。...

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