2021/06/30

次に狙うのは家計簿カケイ

_もはやPC家計簿ソフトには全く期待できないので、スマホ家計簿アプリのローラー作戦を展開しております。現在取り組んでいるのは「家計簿カケイ」。前回のDARUMA家計簿とは正反対の多機能系家計簿アプリです。

_しかし…このアプリの名称はなんとかならなかったのかな~ なんか、こう、投げやり感があるんですよね。もちろん、アプリそのものの造りはその正反対なのですが。

_研究成果を披露できるのはもう少し先のことになります。データインポート機能はありませんが、使い方を筆者が理解するだけでも時間がかかりそうです。

2021/06/25

DARUMA家計簿の資産・負債の設定数が増えました

_2021/06/20「DARUMA家計簿の設計はよく練られています」で資産・負債の設定可能数が8個・5個じゃ足りないよ~と申し上げたところ、早速作者の方が対応してくれました。新バージョンのアプリではそれぞれ15個・8個に増加しています。これに伴い、DARUMA家計簿の科目一覧を改めて示すと↓のようになります。

DARUMA家計簿の科目(改善後)

_設定メニュー>科目設定>標準設定に戻す を実行すると反映されます。ただし、それ以前にユーザーが設定を弄っていても元に戻されてしまいますのでご注意ありたく。入力されている取引データが消滅するわけではありません。

_まあ、資産が15個あれば大抵の家計管理には対応できるでしょう。あまり多く設定すると、入力時にプルダウンメニューで選択するのがウザったくなってしまいますからね… そういう場面を極力減らすのが設計思想となっているアプリなので、無制限に増やせるという仕様にはならなかったようです。

_なお、この改良は2021/06/22「DARUMA家計簿のデータをMFF形式に変換する」で公開したMFFマクロV2.17の動作には影響を与えません。

2021/06/22

DARUMA家計簿のデータをMFF形式経由で他の家計簿アプリ向けに変換する

_今回は、前回にお約束しましたとおり、DARUMA家計簿からエクスポートしたデータをMFFマクロを用いてMFF形式に変換する方法を解説します。

【2021/07/18】アプリのバージョンアップにより本記事の内容は古くなってしまいましたのでこちらの記事を参照して下さい。

1.DARUMA家計簿からのデータのエクスポート

_↓のような手順で行います。エクスポートの対象とするデータを絞り込む機能は無く、アプリ内に保存されている全データが問答無用で吐き出されます。出力されたデータは、Android標準のデータ共有方法にて、メールやクラウドストレージ等を経由してPCに送ることができます。↓の例ではDropboxを使用しています。ファイル名は darumanote.txt、文字コードはUTF-8で、データセパレータはカンマとなっています。つまり、事実上.csvファイルと言っていいのですが、なぜか拡張子は.txtなんですね…。

DARUMA家計簿からデータをエクスポートする

_なお、このテキストファイルのデータをExcelに取り込むには、PowerQueryを使用しなければなりません。その手順の解説は今回は割愛します。

2021/06/21

広告を表示するようにしました

_本日2021/06/21から当Blogに広告を表示するようにしました。昨年9月に申請したGoogle AdSenseの審査がやっと通ったためです。もっとも、どうやら申請は完全に放置されていたようで、いい加減頭に来て、つい最近「どうなってんだ?」と問い合わせの連絡をしたら、今日になって「おめでとうございます!」だって… 審査は長くて2週間という話は一体なんだったのか、説明はありません。

_正直、Bloggerでも独自ドメインを取得しなければダメなのかと思っていましたが、そういうことではなさそうです。

2021/06/20

DARUMA家計簿の設計はよく練られています

_前回の記事の予告どおり、DARUMA家計簿をレビューします。今回で使い方を一通り解説し、次回はDARUMA家計簿からエクスポートしたデータをMFF形式に変換する方法を採り上げる予定です。

1.DARUMA家計簿とは

_DARUMA家計簿は、数多ある家計簿アプリに挫折してきたユーザーが達磨のように再挑戦することを想定して命名されたアプリだそうです。確かに…当Blogで詳細に取り扱ってきたAndroid用家計簿アプリはClev家計簿OsidOriおカネレコかけ~ぼらくな家計簿貯まる家計簿などがありますが、支出管理に特化した「おカネレコ」を除けばいずれも動作には特徴(必ずしも特長ではない)があり、習熟するにはそれなりの時間と根気が必要です。その点、DARUMA家計簿は、さしたる努力なしに、素直に使いこなせるでしょう。

DARUMA家計簿の基本画面

_なお、現時点ではDARUMA家計簿は無料版(↑アプリ画面下部に広告が表示される)のみで、有料版はありません。

2021/06/19

DARUMA家計簿の研究を開始しております

_最近更新が滞っておりますたこぶつでございます。

_現在、Android用家計簿アプリ「DARUMA家計簿(←リンク先はGoogle Play)の研究に取り組んでおります。このアプリは2021年5月、つまり、つい最近登場したばかりで、ダウンロード数もまだまだ少ないですが、筆者としては大いに期待しております。

DARUMA家計簿の基本画面

_それは、このアプリの振る舞いが単純になるように、よく練られて開発されているからです。筆者が友と呼んで憚らない「マスターマネー」をスマホアプリ化したら多分こうなるだろう、という造りになっています(ただし、データインポート機能が未実装なのは残念ですが…)

_そのため、レビューはごく短い連載で済むでしょう。近日の公開にご期待下さい。

2021/06/07

オンライン家計簿サービスと銀行サイト間のAPIによるデータ取得頻度の制限について

_銀行法の改正により、2020年10月以降、オンライン家計簿サービスをはじめとするPFM(Personal Finance Management)事業者は、銀行サイトとの連携機能を、銀行側との個別の契約に基づいて(APIにて)提供することが義務化されました。APIによる連携は、それ以前のスクレイピングによる連携に比べてセキュリティやネットワーク負荷といった面で格段に優れているのですが、どうもここ最近、データ取得の頻度を銀行側が制限する動きが出ているようです。

_Moneylookが2020年5月末日にサービスを全面刷新した頃、Moneylookの公式サイトに

銀行の口座管理が「オープンAPI」によって提供される銀行の情報取得は、月2回までとさせていただきます。また従来の画面操作による情報取得は不可となります。

_という記載が出現しており(現在はこの告知文はリンク切れとなってます)、今思えば、このころにはすでにPFM事業者・銀行間でAPIによるアクセス回数を制限する動きが始まっていたわけですが…本日、Moneytreeと銀行サイトとの再連携を設定している際に、驚くべき表記を発見しました↓。

MoneytreeのMUFG銀行のログイン情報更新画面

注目の記事

家計簿アプリとデータをやりとりする際のファイル形式のまとめ

_今回の主題は…家計簿アプリとデータをやりとりするときに使用するファイルの形式について、です。筆者がこれまで MFFマクロ に対応させてきた家計簿アプリは27種類(Money通帳とあっと家計簿は別カウント)。まず、家計簿アプリからエクスポートする方向では↓のようになります。...

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