今回のMFFマクロの更新では、対応する家計簿アプリの追加ではなく、超久しぶりにACF機能を強化します。例によりまして導入法とソースリストをこちらで公開しておりますのでご参照下さい。
これまで、MFF形式データをワークシート上に展開しACF機能が動作している状態(便宜的にACFモードと呼ぶ)では、口座名や費目を、データ変換先の家計簿アプリに変換する処理のみが可能であり、支出・収入取引を振替取引に変更するのは大変面倒でした。
しかし、先日、スマートレシートやレシマルからレシートデータをMFF形式データに変換できるようにしたことで、クレジットカードや電子マネーの支払を、レシートデータ専用のダミー口座への振替取引に変更する、という操作をする機会が増えることになります(増えるといいなあ)。
そこで、MFFマクロV2.48では、ACFの機能の一つとして、MFF形式データの支出・収入取引を振替取引に変更できるようにしました。
1.クレジットカードの明細データをMFF形式に変換する
今回の新機能を説明するにあたり、クレジットカードの明細データをWindowsPC向け家計簿ソフト「マスターマネー」にインポートする、という操作を例にします。
クレジットカードは「その筋カード」という架空のカードで、その会員サイトからダウンロードした明細データのCSVファイルをExcelで開いたところから始まります(Shift-JISでエンコードされているので文字化けせずに開くことができる、という想定)。
