_2021/07/19「DARUMA家計簿からのデータエクスポートの方法も新しくなりました」でデータインポート/エクスポート機能をご紹介して以降も、DARUMA家計簿の進化は続いております。
1.DARUMA家計簿の新機能を簡単に紹介すると
- ①…DARUMA家計簿の基本画面。ここで日付欄を長押しすると…
- ②…Android標準UIにより日付をジャンプして選択できるようになりました(これは登場直後にはありませんでした)
- ③…日付を2021/04/01にした状態で【集計】ボタンを叩くと…
- ④…当月を「2021年4月」とした集計画面に移行します。
- ⑤…2021年4月から過去13ヶ月の「01財布」という資産の残高推移が棒グラフ表示されます(これは登場時からの機能)
- ⑥…2021年3月の支出について、円グラフを表示します(これは最近新登場した機能)。なお、この円グラフは、描画の開始位置をぐりぐりと回転させることができます。
- ⑦…2021年3月の「01財布」の取引一覧を表示します(これも最近新登場した機能)。マスターマネーにおけるマネービューアから取引一覧を表示させる機能に似ています。
- ⑧…⑦の画面で個別の取引をタップすると、その取引日(ここでは2021年3月3日)の基本画面に移行する(これも最近新登場した機能)
2.それでもまだ新機能の需要はある
_↑の④の画面においては、最上部に月を表示しているところに西暦年が欲しいところです。データインポート機能を実装したことで、過去のデータをガンガン取り込めるようになったわけですから、何年のデータであるかが一目で判らないと操作性が大きく落ちます。それから、いずれは月単位ではなく年単位にもできるようになる(例えば月表示のところをロングタップすると切り替わる、とか…)と長期的な把握に有利です。
_また、↑の⑥の画面で実装された円グラフ機能は、今のところ「月」をタップすると支出に関する円グラフのみが表示されますが、これもどうせ実装するなら↓の画面の水色枠の部分をタップすることで、資産・負債・収入・費用の各科目について円グラフを表示する機能が望まれます。
_さらに、↑↑の⑧の画面は、基本画面の日付を変えて表示しているのですが、ここから⑦の画面に【戻る】ボタンが必要でしょう。今回ご紹介した新機能は全て【集計】画面が基軸となっており、ユーザーの感覚から考えると、基本画面であっても、他の画面から遷移してきたのであればそこへ戻りたいというニーズが出てくるからです。少なくとも、筆者は画面⑧から元の画面④に戻れないのにはイラつきました。
_なお、⑧の画面で【集計】ボタンを叩けばいいだろ、というわけにはいきませんよ? なぜなら、ここで集計画面に移行しても、「当月」は元の2021年4月ではなく新たに2021年3月にセットされてしまうからです。
3.そして検索機能が必須になる
_筆者が友と呼んで憚らない「マスターマネー」の最大の魅力は、データの検索・抽出機能にあります(抽出したデータをそのままファイル出力できる)。そして、筆者の勝手な見立てですが、マスターマネーに使い勝手が最も近づいてきている家計簿アプリがDARUMA家計簿であります。