【2022/03/03追記】:2022/02/25に、MoneyLookに明細データをCSVファイルとして出力する機能が実装されましたので本記事の内容は古くなってしまいました。CSVファイルのデータ変換については2022/03/03の記事をご覧下さい。
_SBIビジネス・ソリューションズが提供するアカウントアグリゲーションサービス(AAS)「MoneyLook」は、2020年5月に新サービスを開始し2021年3月に旧サービスを停止して全面移行しました。その際に発出されたFAQの「MoneyLookについて」では、今後の新規機能開発の筆頭項目に「口座情報のExcel出力機能」が挙げられております。2020/06/07 新Moneylookの現状はアレですが将来に期待しましょう で触れましたように、この機能は当初は2020年7月に実装される見込みだったのですが、2021年12月に至ってもリリースされておりません。
_ま、一般消費者向けAASの中では、取引データをExcelファイルやCSVファイルでエクスポートできる機能を無料で提供しているものは無く(必ず何らかの形で有料機能となっている)、MoneyLookにそれを望むのは酷かもしれませんが…本当に実装されるのか甚だ怪しいものだと言わざるを得ません。
_そこで、Moneytreeの場合と同様に、MoneyLookでも明細データをブラウザ上でコピーしExcel上で貼り付けられることを応用してMFF形式への変換を行う機能をMFFマクロV2.28に備えました。
1.MoneyLookの明細データをブラウザ上でコピーする
_Google Chrome上で、MoneyLookの明細データをクリップボードへコピーする方法は↓のようになります。筆者の環境では、Microsoft Edge(当然ながらChromiumベースの版)、Sleipnirでも可能であることは確認しています。なお、MoneyLookでは銀行・カード・電子マネーでそれぞれ明細データの表の形式が異なりますが、どれも同じ方法でコピーできます。