_「てきぱき家計簿マム」の連載も4回目です(前回の記事はこちら)。今回は、いよいよMFFマクロによるデータ変換に触れます。まずは「マム」のデータをMFF形式に変換する方法から。
1.エクスポートの方法はレビューその2で解説済みです
_というわけで、「マム」からエクスポートした↓のデータ(レビューその2からの再掲)を、

_以下のような操作↓でMFFマクロを動作させて、MFF形式に変換します。ちなみに、MFFマクロは、マクロを動作させたときにアクティブであったワークシートの第1行目が先頭から日付・費目・内訳となっている場合に、ワークシートに入っているデータを「マム」由来であると判断します。

_↓MFF形式に変換した後のデータです。行数が増えているのは、MFFマクロは、「マム」で言うところの「お金の移動」について、資産A→資産Bという取引に対し、資産B←資産Aという「逆から見た取引」のデータを自動的に生成するようになっているためです(詳細はこちらを参照)。

_このMFF形式のデータを、さらに他の家計簿アプリ向けに変換するには、

- 出力するファイルがOFXファイルの場合:B1セルのドロップダウンリストからターゲットとなるOFXファイルの種類を選択し、B1セルにセルカーソルを合わせたままMFFマクロを再度動作させる(詳細はこちらを参照)
- 出力するファイルがCSVファイルの場合:D1セルのドロップダウンリストからターゲットとなる家計簿ソフト/アプリを選択し、D1セルにセルカーソルを合わせたままMFFマクロを再度動作させる
_それぞれ、その後の操作については、MFFマクロのページのリンク先を参照して下さい。
2.「てきぱき家計簿マム」からのエクスポートに関するMFFマクロの変換動作
_「マム」からエクスポートされるCSVファイルは素直な作りになっているので、データ変換の処理も本来は単純にできます。しかし、前回の記事で申し上げましたように「マム」は「品名」・「店名」を使わない運用もできるので、それらの情報を全て「備考」欄に 品名@店名※メモ#費目 の形で入れている(これは今後述べる、MFF形式⇒「マム」のデータ移行時にそのようになります)場合にも対応できるようにしています。

- 口座預金
- 口座振替
- チャージ
_については変換処理は共通です↓。

_「口座引出」のみ、データの入れ方が変わっているため、個別の処理を行っています↓。
