2020/07/08

マネーフォワードMEのWeb版のリニューアルが取り消されるそうです

_いやはや、驚きの展開です。昨日7/7(火曜日)に行われたマネーフォワードMEのWeb版リニューアルが取り消されることになりました。詳しい事情は『マネーフォワード ME』Web版リニューアルに関する今後の方針についてをご覧ありたく。今晩(7/9未明)の臨時メンテナンスで戻し作業を行うようです。

_曰く、リニューアルが古参ユーザーの大反発を買った、ということだそうですが…筆者は5年来のユーザーですけど、大改悪だとは感じなかったんですよね。2018年12月にファイルアップロード機能が突然廃止されたときにブチ切れたほどではなかった。4月に限定公開されたβ版で指摘した点も(ごく一部ですが)修正されていましたし。

_リニューアル版で見つけた不具合と言えば、CSVファイル・Excelファイルのダウンロード時にファイル名が文字化けしてしまう症状があり、これも昨日の午前中に指摘して、夕方には修正され、対応の早さに驚いたものです。修正した旨の連絡はいただけていませんけど、多分昨日中にわんさと来たネガティブな反応にどう対応するか協議していたのでしょう。

_ちなみに、リニューアル版は、実はMFFマクロが提供している「無料プランでも画面表示をExcelにコピペすれば、取引データをMFF形式に変換できるよ」という機能が使えないようになっています。筆者はこれは運営側としてはやって当然の対応だと思います。

_リニューアルを取り消して戻し作業を行った後、今後、運営側がどのように動くのかわかりませんが…旧Web版の特長であった「情報の一覧性」をある程度残した形で折衷案的なものを模索するか、古参ユーザーと新規ユーザーのニーズの違いを別版で選択できるようにするか、どちらかになるのでしょう。ひとまず、ヘビーユーザーとしては迷走は避けていただきたいものであります。何せ当BlogではまだマネーフォワードMEの解説記事は書けていないのですから…!

Zaimからダウンロードしたデータを他の家計簿アプリ向けに変換する

_Zaim関連の連載5回目(前回はこちら)は、Zaimからダウンロードしたデータの変換について解説します。

1.家計簿アプリZaimの基本事項

_これまでに触れるのを忘れておりましたが、Zaimの口座・取引の種類について解説しておきます。

(1)口座の種類

  • 銀行・カード連携
    • 金融機関連携によるデータ取得とユーザーによる手入力の両方が可能
    • 銀行・電子マネー・クレジットカード・証券等、金融機関の別による差異はない
  • 現金
    • ユーザーの手入力のみできる
    • 複数設定可能

(2)取引の種類

  • 支出(Payment)
  • 収入(Income)
  • 振替(Transfer)
    • 振替元・振替先の口座名が両方揃っていることが必要
  • 残高調整(Balance)
    • Zaimが「データ処理を行った時点において」認識している口座残高を、指定した金額だけ増減させる。金融機関連携で口座の残高を取得した際、および、ユーザーが残高調整機能を使用した際に生成される。内部処理用でユーザーには見えないが、ZaimからDLされるデータには含まれている。MFFマクロではこの取引は無視する。
      このデータの振る舞いについては2020/07/12「Zaimの金融機関連携口座に過去の取引データを連結する方法(Part1)」からの連載を参照のこと。

2.Zaimからのダウンロード

_Zaim(Web版)のホーム画面右上の【設定】メニュー内にある【ファイル入出力】を叩くと↓…

Zaimのホーム画面の設定メニューからファイル入出力を選ぶ

2020/07/07

マネーフォワードMEのWeb版がリニューアルされました

_マネーフォワードMEのWeb版のリニューアルが近日中に行われることになりました7/7(火)に行われました。Web版の画面上部に告知されております(すげえな、近日中に、と言ってその翌日にはやりやがった)

_目的は、スマホ版とWeb版の差異の解消。スマホ版には今回変更は無いとのことなので、必然的にWeb版がスマホ版に近づきました。

_4月の末に限定公開されたβ版で「うーん」と感じたところがどれぐらい改善されているか、近日中にレビューしたいと思います(筆者の行動は文字どおり近日中です)。マネーフォワードMEの記事掲載を待っていた甲斐があった…か?

2020/07/06

Zaimの検索機能は激しく残念(追記あり)

_Zaimの連載4回目(前回はこちら)は、検索機能についてです。履歴画面の【検索】ボタン、さらに【オプションを表示する】を叩くと、詳細な条件指定ができるようになります↓。

Zaimの入力UIは二種類ある
 

2020/07/05

Zaimの「かんたん入力」は使わないほうがいいですよ

_Zaimの連載三回目(前回はこちら)は、データ入力に関するユーザーインターフェースを取り上げます。実は、以前から指摘している問題点は改善されていません…。

1.入力UIは「かんたん入力」と「家計簿を入力」の二種類がある

_Zaimのホーム画面↓の右ペインにあるのが「かんたん入力」のフォームです。また、上部にある【家計簿を入力】ボタンか、「かんたん入力」の右上にグレーで表示されている【品目別に入力】を叩くと、「家計簿を入力」の画面に遷移します。

_「かんたん入力」のフォーム内の【詳細を入力】を叩いて展開させたところです↓。【用途】とは、カテゴリを指定する欄であり(内部で用語が統一されていないのはZaimのUIの大きな欠点です)、【支払い元】は口座リスト、【お店】は過去の入力実績リストからプルダウンメニューで選択します。

_…あれ? 何かが足りない、と感じた方は鋭い。そう、「品名」欄がありません。

_「かんたん入力」で入力したデータを、履歴画面から呼び出して見てみますと…↓のように、やはり「品名」欄がありません。つまり、「かんたん入力」で入力したデータに、後で品名を追加しようとしても、それはできないのです。

_Zaimはデータを精緻に入力できるのが特長であり、はっきり言って「かんたん入力」は使う意味がありません。さっさと廃止してしまえばいいのに…

2.「家計簿を入力」画面での入力

_次に、「家計簿を入力」画面↓を使ってみます。前々回で「Zaimは複合仕訳ができる」とご紹介しましたが、1回の取引で複数の買い物を入力する「レシート入力」機能がこれにあたります。↓の画面では3行分しか入力できないように見えても、入力を進めていけば行は自動的に追加されます。

_ちなみに、Zaimではカテゴリの選択はジャンル(内訳)を含めた一覧から行います。Moneytreeのように第一階層を選択してから第二階層を選択するUI2020/06/18「Moneytreeの入力UIは単純だが慣れないと間違える」参照よりはマシであっても、ここはやはりマネーフォワードMEのように階層構造対応のドロップダウンリストにして欲しいところですね。

_また、金額の入力は、2020年3月末のリニューアル(と思われる)で、強制的に電卓が表示されるようになりました。便利と言えば便利、しかし少々ウザいと感じることもあります。

_↑の画面で入力したデータを、履歴画面から呼び出してみますと、↓のように、「かんたん入力」で入力した場合と異なるダイアログで表示されます。

_↑の画面で【お店】を選択しようとすると…困ったことにプルダウンメニューがダイアログの外へはみ出てくれない(これも先のリニューアルでこうなったらしい)ため、↓のように右端の二重のスクロールバーを駆使してメニュー表示の縦幅を広げなければなりません。

3.Zaimの入力UIにはまだまだまだまだ改良点すべき点があります

_Zaimの入力UIとして真っ先に改善していただきたいのが、スマホアプリ版にしか実装されていない

  • 複数の取引のカテゴリを一括で変更する機能
  • 支出・収入取引を振替取引に修正する機能
_をWeb版に実装することです。特に後者は重要で、金融機関連携機能で取得した取引データを正しくデータ化するには必須なのに、Web版ではできないためスマホアプリとの併用を強いられています。なんとかしてくれないかな~

2020/07/04

Zaimの費目構成は至極まともですが改善すべきところもあります

_前回から始まったZaimの連載、今回はデフォルトの費目構成について述べます。

_Moneytreeのように無茶苦茶なところは無く、常識的にまとめられています。しかし、それでも不足を感じるところ、無用と思えるところ、変更すべきところ、分割すべきところはあるので、表中に突っ込みどころを入れました。

Zaimのデフォルトの費目構成

_目立つ問題点としては…Zaimは履歴画面において費目をカテゴリをアイコンで、ジャンルを文字列で表示するため、例えば↓の6行目の「その他」は、カテゴリ=「食費」の内訳の「その他」であるわけですが、それがぱっと見では判りにくい、という点が挙げられます。筆者としては、このようなジャンルは「その他食費」という具合に、カスタマイズ機能で変更することをお薦めします。

Zaimの履歴表示画面

2020/07/03

2020年7月時点のZaim論

_当Blogは、2020年5月にBloggerに移転して以来、旧Blogのネタのリニューアルを中心に記事をアップしてまいりましたが、いよいよオンライン家計簿アプリの巨頭Zaimに着手します。ただし、当Blogとしては今更「Zaimを使うと銀行やクレジットカードの明細を取り込んで家計簿を作ってくれるので節約生活ができるようになりますよ~」的な記事にするつもりは毛頭無く、例によって、家計簿データをアプリ間で相互変換するために必要になる情報を中心に解説してまいります。

1.データアップロード機能はZaimの一大特徴

_2018年12月にマネーフォワードがマネーフォワードMEに名称を変更したと同時にCSVファイルのアップロード機能を廃止した(これで筆者のマネーフォワードに対する心証はかなり悪くなりましたな)ことで、この機能を有しているオンライン家計簿サービスは、筆者が知る限りでは以下の3つとなりました。

  • Zaim…後述
  • Dr.Wallet…あまり完成度は高くない
  • オンライン家計簿うきうき…有料プランで追加される機能

_実は、Zaimの動向にも少々危うさを感じさせるものがあります。2018年3月ごろですが、CSVファイルのデータ列をZaimのデータ項目に割り当てる仕組みが機能ダウンされ、さらに2019年8月8日をもってアップロード機能に関するユーザーサポートが打ち切られました(機能は動作するが質問は受け付けない)。ちなみに筆者はZaimのこの機能のバグを2件指摘しており、初回は少々的はずれな対応をされても最終的には修正していただいていたので、この処置は大変残念でした。

_Zaimのデータアップロード機能は、いずれ別途解説しますが、Zaimに登録されていない口座や費目を指定したデータが含まれていても、ユーザーに断り無く新規の口座や費目を勝手に作って取り込んでしまうという、かなり危険な動作をします。このあたりはユーザーの自己責任、というのがZaim運営側の考え方のようです。よって、筆者のMFFマクロは、このような事態を避けるためにACF機能を実装しているわけです。

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