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今回からiPhone/Androidスマートフォン向け家計簿アプリ「まねーぼ」について連載をスタートします。これまで当Blogに登場したことはありませんが、筆者としては約1年前から存在はキャッチしておりました。Google Playのレビューを拝見すると2022年の初めごろに出現したようです。2024/12/18 「まねーぼ」に取り組んでおります のとおり、有料のプレミアムプランではCSVインポート/エクスポート機能が使用できます。
まずは、当Blogの恒例により、家計簿アプリとしての基本事項を押さえておきましょう。
1.まねーぼの基本事項
(1)帳簿とユーザーの設定
まねーぼを初回起動したときの帳簿のデフォルト名称は「わたしの家計簿」ですが(↓の画面②)、もちろんユーザーが後で変更できます。帳簿は無料版では1つのみ追加できます。
月の開始日、その開始日が土休日であった場合の措置、週の初日の曜日を帳簿ごとに設定できます。年の開始月が設定できないのは極めて残念です。
まねーぼの特長として、他のユーザーが作成し開示した帳簿のIDと招待コード(その「他のユーザー」が発行する)を入力すると、その帳簿にもアクセスできるようになる「帳簿共有機能」があります。これについてはここでは説明を避けます。
↑のホーム画面(画面③)左上のメニューボタンを叩くと、↓の画面④のようにメニューが競り出してきます。ここから、↓画面⑤でユーザー名の登録、↓画面⑥で各種設定を行います。ただし、↓⑥では資産やカテゴリ等の設定はできず、↑画面③の右下にある【その他】から行います(後述)。
(2)資産種別
まねーぼの用語では、財産を分割管理する単位となる資産性口座・負債性口座をまとめて「資産」と呼びます。その種類は、現金、銀行、クレジットカード、デビットカード、電子マネー、投資、ローン、その他 の8つです。
デフォルトで定義されている資産は、↓の画面例のとおりです。この画面で、名称・アイコン・色の変更、追加/削除、順序変更が可能です。
例として、クレジットカードの設定画面を示します↓。中程にある【所有者】という設定項目は、この資産が誰かとの共有なのか、それとも登録ユーザーの誰か一人のものなのかを指定するものです。今回の事例では、ユーザー名は「たこぶつ」になっていますので、【所有者】は「共有」か「たこぶつ」のどちらかを指定することになります。面倒であれば当面は「共有」のままでよろしいでしょう。
↑の下の方にある【自動支払い】とは、クレジットカード利用額を銀行口座から引き落とす振替取引を自動作成する機能のON/OFFを設定するものです。こういう設定ができる家計簿アプリは珍しいでしょう。
(3)取引種別
まねーぼの取引種別は 支出、収入、振替 の3つです。家計簿アプリによっては資産種別に応じて振替取引に異なる名称を割り当てているもの(例えば「てきぱき家計簿マム」 2020/05/13 てきぱき家計簿マム9 レビューその2:資産種別と取引種別)がありますけど、まねーぼはそこまで複雑にはしていません。
(4)費目構成
まねーぼの費目は「カテゴリ」の下に「サブカテゴリ」がある二階層構成となっており、デフォルトの構成では↓の画面①②のようになっています。
↑画面②の【+カテゴリを追加】を叩き、サブメニューにある「テンプレートから追加」を選ぶと、デフォルトのカテゴリ構成にまだ含まれていないカテゴリ「衣服」「美容」「健康」「教養」「通信費」を追加できます(↑画面③)。ただし、無料プランではカテゴリは支出・収入ともに総数は10個までに制限されています。テンプレートには11個あるんだけどな…
なお、カテゴリおよびサブカテゴリは↑画面④のように追加/削除・名称変更・アイコン変更(サブカテゴリはアイコン無し)・順序変更が可能です。
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