←「まねーぼ」 に関する前回記事:2024/12/28「まねーぼ」の入力UIについて解説します
【注意事項】:今回の記事をアップするに際し、MFFマクロをV2.62からV2.621に更新しました(ソースリストはこちらのページから)。あるバグが発覚し、それをこっそり修正してあります。ユーザー各位の環境におけるマクロプログラムの更新をお願いします。
今回は、MFFマクロを利用して、「まねーぼ」からエクスポートしたデータをMFF形式データに変換する方法を解説します。なお、「まねーぼ」ではCSVファイルのインポート/エクスポートはサブスクリプションによる有料機能となっています。
1.「まねーぼ」からのデータのエクスポート
「まねーぼ」からCSVファイルでデータを取り出すには、↓画面①のデータを手入力して、ホーム画面の右下にある【その他】ボタンのメニュー(↓画面②)にある【CSVエクスポート/インポート】を叩き、↓画面③でエクスポートするデータの対象期間を指定します(↓画面④)。
そして、画面③の【CSVエクスポート】を叩くと、Androidの標準共有メニューでCSVファイルをファイル共有アプリやメールなどで外部に持ち出すことができます。ファイル名は、対象期間に2024年12月を指定した場合は"MoneyBoard_202412.csv"になります(このファイル名から推測すると「まねーぼ」というアプリの本来の名称が"MoneyBoard"であるらしい)。エンコードはUTF-8(BOM無し、改行コードはCR+LF)ですので、このファイルをExcelで直接開くと文字化けします。
ところで、「まねーぼ」のCSVファイルの形式に関しては「まねーぼ」のCSVファイルのフォーマットに関する資料 を参照してください。↑画面③の【CSVフォーマット】を叩いても同じページが開きます。ただし、この資料は一部誤りがあるんですよね…
2.エクスポートしたデータを変換する
CSVファイルをWindowsPC側に持ち込み、Excelで空のワークシートを開いた状態でMFFマクロ(V2.62以降)を動作させると、MFFマクロで読み込むデータファイルを指定するダイアログが出現しますので、↓のようにCSVファイルを指定します。
データがExcelのワークシート上に読み込まれ、MFFマクロはこのデータが「まねーぼ」のものであることを自動判定して↓のようにダイアログを出してきます。【はい】を選択すると…
MFF形式へのデータ変換が完了しました↓。特別な操作は必要ありません。
3.「まねーぼ」→MFF形式のデータ変換処理について
「まねーぼ」のCSVファイルの形式は非常にシンプルで、しかも取引種別を示す情報が含まれているので面倒臭い判定処理などを記述せずに済みました。ただし、「まねーぼ」では自由入力ができるのは「メモ欄」のみですので、メモ欄に(品名)(@店名)(※備考)のいわゆるMFF書式で入力されていれば、MFF形式の適切なデータ欄に分解して格納するようにしています。
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