_Dr.Wallet関係の連載第4回は、Dr.Walletへのデータのアップロード方法を解説します。前回のDr.Walletからのエクスポートは比較的簡単でしたが、こちらは、例のWeb版の出来の悪さも相まって大いに苦労させられました。
1.Dr.Walletへのインポートに関する情報はあまりに少なく・古く・不確実
_最初に愚痴らせてください。Dr.Walletは2014年に他の家計簿アプリやPC家計簿ソフトからのデータ移行機能を提供しています。しかし、この機能を適用して見事にデータ移行に成功した!という情報がネット上に全く見当たらないのです。
_Web版のインポート機能の画面では、ココマネ、Let's家計簿、てきぱき家計簿マム、マネーフォワード、うきうき家計簿、Zaimからのデータ移行ができる、と公言されていますが、マネーフォワードとZaimからの移行を試したところ、いずれも何らかのデータ項目の欠落やエラーが発生し、まともにはできませんでした。おそらく、他の家計簿アプリでも似たようなものでしょう。
_公式FAQの記事も内容が古く、そこからリンクされている別記事に飛んでも404エラーとなります。nanapiという生活情報サイトを利用してマニュアル的なものを提供していたようですが、nanapiのサイトリニューアルで2年前の時点でリンク切れとなり、さらにnanapi自体が2020/08/31付でサービスを停止しています。しかし、フォローできていない…Dr.Walletの運営面での弱点がこういうところにも現れていますね。
_というわけで、Dr.Walletに一応まともにデータをインポートする方法を提供できているのは、手前味噌ですが大量の試行錯誤を経た当Blogだけなのではないかと思いますよ。