_しばらく新規投稿が途絶えておりますが、Android版の家計簿アプリ「らくな家計簿」に取り組んでおります。今のうちに申し上げておりますと、このアプリも名称と実態がかなり乖離しているなあ…という印象です。かなり多機能で、しかもスマホをサーバーのように運用してPCで家計簿データを閲覧することまでできる…使いこなすのは楽ではないでしょう。
オンライン家計簿サービス(マネーフォワードME・Zaim・Moneytree・オンライン家計簿うきうき・MoneyLink・kakei+・マムクラウド家計簿)、スマートフォン用家計簿アプリ(おカネレコ・かけ~ぼ・貯まる家計簿・らくな家計簿・Dr.Wallet・Clev家計簿・DARUMA家計簿・家計簿カケイ・OsidOri・毎日家計簿・シンプル家計簿MoneyNote・Money+・スマートレシート・Recemaruレシマル・超簡単家計簿・まねーぼ)、PC用家計簿ソフト(マイクロソフトマネー・マスターマネー・Money通帳/あっと家計簿・がまぐち君・うきうき家計簿・てきぱき家計簿マム・Money Pro・GnuCash・ファイナンシャルプランナーが作った家計簿・ゆう子の家計簿・「家計簿,出納簿ひかる」・Let's家計簿)の間で相互にデータを変換する方法を研究するブログです。
2020/10/21
2020/10/11
MoneyProアプリのV2.5.4バージョンアップでも不具合は解消せず
_久々にMoneyProを取り上げます。当Blogで最初に取り上げた2020/05/25の記事以降もアプリは細かく改良されており、先日もバージョンアップがありました。
1.オンラインバンキング機能は邦銀は非対応らしい
_先日MoneyProを立ち上げた際に↓のようなダイアログが表示されました。が、日本の銀行には対応していないようです。Money in Excel同様、期待してませんでしたけど。

2020/10/10
「貯まる家計簿」のグラフ機能と補遺
_「貯まる家計簿」の連載(前回の記事はこちらです)を一段落させる前に撃ち漏らしを片付けておきましょう。
1.グラフ機能について
_「貯まる家計簿」のホーム画面下部のメニュー中央にある【分析】ボタンがグラフ機能への入り口です。↓の画面の【表示設定】で、グラフ描画の対象期間を 1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月・1年・全期間 から選べます(画面例は1ヶ月を選択し、2019年3月分を表示させている)。また、画面下半分の費目を長押しすると、その費目の取引がリスト表示されます。グラフ画面から取引データにアクセスできるのは喜ばしい限りですね。

2020/10/08
マネーフォワードMEのサイトの変更に伴いMFFマクロV2.12を公開しました
_本日、MFFマクロV2.12を公開しました。2020/07/24「マネーフォワードMEからコピペしたデータを他の家計簿アプリ向けに変換する」の方法によるデータ変換がうまくいかなくなっていることへの対応です。
_何が起きたのかと申しますと…マネーフォワードMEのサイトからデータをコピーする際に選択される範囲が微妙に変わったのです。これがいつ変更されたのかは不明ですが、↓のように大項目・中項目を絞り込むプルダウンメニューの"全て"という文字列が選択範囲に含まれるようになりました。

2020/10/07
「貯まる家計簿」に他の家計簿アプリのデータを変換して一括登録する(後篇)
_今回は、前回の記事で出力したCSVファイルを「貯まる家計簿」アプリに一括登録するところを解説します。
5.一括登録そのものは難しくありません
_「貯まる家計簿」Android版では、同じスマホにインストールされているDropboxアプリと連携して、ユーザーのPCの"C:\Users\(ユーザー名)\Dropbox\アプリ\貯まる家計簿"(PCの環境によって異なりますが大抵はこうなるはずです)と同期されたCSVファイルを取り込み(一括登録)します。その一連の操作は↓のようになります。(6)の画面では、(前回の記事で出力した)取り込もうとしているデータを確認できるようになっており、【OK】を叩くと一括登録が実行されます。

2020/10/05
「貯まる家計簿」に他の家計簿アプリのデータを変換して一括登録する(前篇)
_今回は「貯まる家計簿」連載4回目(前回の記事はこちら)として、MFF形式のデータを一括登録(「貯まる家計簿」の用語です)する方法をご紹介します。
1.「貯まる家計簿」のデータ一括登録機能とは
_「貯まる家計簿」には、Dropboxの"\アプリ\貯まる家計簿"フォルダに保存したCSVファイルをアプリ側で取り込む機能(一括登録機能)があります。そのCSVファイルの雛形となるExcelファイルがテンプレートとして公開されています。ただし、その中身は↓のように、食費に収入額が入っているわ、投資という費目が収入・支出の両方に入っているわで、サンプルとしてはメチャクチャです。これをテスト用にそのまま一括登録したらエラいことになりますので止めたほうがよろしいでしょう。
_MFFマクロは、MFF形式のデータを、このテンプレートと同じ形式のCSVファイルに変換して出力します。他の家計簿アプリでは、データを取り込ませるためにどのような形式にしなければならないのか逐一自分で探求しなければなりませんでしたが、「貯まる家計簿」では標準機能として実装されているのが非常に有り難いところです(少なくとも最初はそう思いました)。

2020/10/04
「貯まる家計簿」のデータを他の家計簿アプリ向けに変換する方法
_今回は「貯まる家計簿」連載三回目(前回の記事はこちら)として、「貯まる家計簿」から出力したデータをMFF形式に変換する方法をご紹介します。
1.「貯まる家計簿」からのデータ出力
_「貯まる家計簿」Android版では、同じスマホにインストールされているDropboxアプリと連携して、ユーザーのPCの"C:\Users\(ユーザー名)\Dropbox\アプリ\貯まる家計簿"(PCの環境によって異なりますが大抵はこうなるはずです)にExcelファイル(CSVファイルではありません)を出力します。
_↓の画面の左から3番目、出力設定のダイアログでは、出力するデータ期間の長さを1~12ヶ月で指定し、さらに開始月または終了月を指定します。【集計シートを出力する】はチェックしないで下さい。

2020/10/02
MFFマクロV2.11(貯まる家計簿 関係のバグ取りと機能増強)を公開しました
_「貯まる家計簿」に関するデータ変換の記事を作成中に発見したバグの修正と、不満足であった機能の改善を行いました。ソースリストはこちらからゲットしてください。
_当Blogでは、対応する家計簿アプリを増やした場合、まず、一応動作するMFFマクロを公開しておりますが、解説記事を作っていると、その途上で不備を見つけたり、改良点を見出したりして、すぐにバージョンアップする、ということが頻繁に発生します。また、連載が一段落した後であっても、いきなりマクロを改良したりすることもございます。
_さらに、バグとは言えずとも、マクロの動作を安定化するために細かい修正を行うこともあります(そのような場合いちいち告知は致しません)。マクロプログラムは常に最新版を使用して下さい。よろしくお願いいたします。
2020/10/01
お詫び:Zaimのフィッシングサイトの件は筆者の空騒ぎでした
_2020/09/26に「Zaimのフィッシングサイトへ誘導するメールが来た」という記事をアップしましたが、Zaim運営側に確認しましたところ、家内用に用意したZaimのアカウントを筆者がすっかり失念しており、そのアクセスがしばらく無いよ、という警告のメールであったことが判明しました。空騒ぎしてしまいまして申し訳ございません。当該の記事は検索でヒットすると困るので削除させていただきました。
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