2022/04/12

MFFマクロV2.35出現 テキストファイルのエンコードを自動判定して読み込む機能を追加しました

_今回、MFFマクロをV2.35に更新するにあたり、重要な動作の変更を行いました。

_MFFマクロは、空のワークシート上で動作させると、ファイル指定ダイアログ↓でユーザーが指定したCSVファイルまたはTXTファイルを「マクロ側で読み取り処理を行ってから」MFF形式への変換を行う、という動作をします。

_これは、ファイルがUTF-8(BOM無し)でエンコードされていて、普通にExcelで開くと文字化けするような場合に備えた機能で、V2.34以前のバージョンでは、

_これら4つの家計簿アプリからエクスポートしたファイルであることをファイル名から判断し、個別に読み取り動作をするようになっていました。

_しかし、MFFマクロが対応する家計簿アプリが増えるにつれて、UTF-8(BOM無し)でエンコードされたデータファイルが増えており、さらに、昨今は日本語を含んだテキストファイルのエンコードはShift-JISからUTF-8に業界標準が移り変わりつつあります。

_そこで、MFFマクロV2.35では、ファイル指定ダイアログでユーザーが指定したファイルのエンコードを自動的に判定して、Shift-JIS/UTF-8いずれであっても読み取れるように改善しました。これにより前述の4種類の家計簿アプリに関する判別処理を廃止しています。

_まだ、

_の3つについてはファイル仕様がさらに特殊なため個別の判定処理が残っていますが…

_また、BOM無しのUTF-8でエンコードされたテキストファイルを文字化けせずにExcelに読み取れる汎用的なツールとしても使えるようになりました(テキストファイルウィザードやPowerQueryで読み込むのは結構面倒くさいですからね…)

_テキストファイルのエンコードを自動判定する処理については、『ぽぽろんのパソコンつれづれ日記(ぽぽづれ)』というブログの「VBAでファイルの文字コード判定を行う」という記事のコードを使わせていただきました。ありがとうございますです。【追記】当該ブログでぽぽろんさんからコメントをいただきました。

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