2021/09/07

やはりOsidOriのユーザーサポートは素早いです

_2021/08/04「OsidOriのデータバックアップ機能実装は家計簿アプリ業界の画期となるか」で、OsidOriから出力されるCSVファイルの仕様についてご紹介しました…が、

  • 振替取引のデータに、振替元・振替先の口座名を特定できる情報が入らない
  • 「わたし」または「家族」の中で完結する振替取引がデータに含まれない

…というわけで、このデータからは口座の残高推移を追うことができず深刻な不備がある、と申し上げました。

_この件に関しては筆者から開発元に改善を要望しておりましたが、先日「改良版をリリースした」旨の連絡をいただきました。上記の記事から一ヶ月ほどしか経っていません。

_OsidOriアプリ(Version1.19.0(16067))から出力されたCSVファイルを確認しますと、上記の不備は確かに改善されています。「わたし」と「家族」の取引明細を別々に出力させなければならない、という点は相変わらずですが、そこはOsidOriの設計思想の根幹に関わる話なので変更するのは難しいでしょう。

_とにかく…大きな欠陥があったOsidOriのデータが、一挙に使いものになるレベルになったのは喜ばしき限りであります。ただし、CSVファイルの形式が変更されたので、MFFマクロは作り直しになります。こちらについては筆者はOsidOriの開発元ほど素早くできませんので、しばらくお待ちありたく。

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