_今朝知りました。いずれそうなるだろうな…と考えてはおりましたが、2018年11月のサービスリリースから3年でLINE家計簿が脱落です。2020年11月にスクレイピングによる金融機関連携機能を廃止(Account Trackerを経由できなくなった)、2021年3月に銀行APIによる連携機能を廃止…と、徐々にサービスを縮退させていたので、昨年の今頃には運営側は「そろそろ潮時」と見ていたものと思われます。

オンライン家計簿サービス(マネーフォワードME・Zaim・Moneytree・オンライン家計簿うきうき・MoneyLink・kakei+・マムクラウド家計簿)、スマートフォン用家計簿アプリ(おカネレコ・かけ~ぼ・貯まる家計簿・らくな家計簿・Dr.Wallet・Clev家計簿・DARUMA家計簿・家計簿カケイ・OsidOri・毎日家計簿・シンプル家計簿MoneyNote・Money+・スマートレシート・Recemaruレシマル・超簡単家計簿・まねーぼ)、PC用家計簿ソフト(マイクロソフトマネー・マスターマネー・Money通帳/あっと家計簿・がまぐち君・うきうき家計簿・てきぱき家計簿マム・Money Pro・GnuCash・ファイナンシャルプランナーが作った家計簿・ゆう子の家計簿・「家計簿,出納簿ひかる」・Let's家計簿)の間で相互にデータを変換する方法を研究するブログです。
_今朝知りました。いずれそうなるだろうな…と考えてはおりましたが、2018年11月のサービスリリースから3年でLINE家計簿が脱落です。2020年11月にスクレイピングによる金融機関連携機能を廃止(Account Trackerを経由できなくなった)、2021年3月に銀行APIによる連携機能を廃止…と、徐々にサービスを縮退させていたので、昨年の今頃には運営側は「そろそろ潮時」と見ていたものと思われます。
_2021/09/25「MFFマクロV2.23を公開しました」を受けて、OsidOriから出力した明細データの変換方法の解説をやり直します。なお、データ出力の手順そのものは2021/08/04「OsidOriのデータバックアップ機能実装は家計簿アプリ業界の画期となるか」と変わりません。すなわち、UIは改善されていない、ということです(泣)。
_はっきり申し上げれば、筆者の「振替元・振替先の口座名がデータから欠落している」という指摘(2021/08/04の記事)に対し、H列に振替元欄・I列に振替先欄が追加されただけです↓。この2列は振替取引の場合にのみ情報が入り、その他のデータ列には変更は無いようです。
_2021/09/17「MFFマクロのOsidOri対応の現状について」で予告しておりました、スマートフォン向け家計簿アプリ「OsidOri」の改修版 Version1.19.0(16067)以降に対応したMFFマクロV2.23を公開しました。例によりまして、以下の固定ページを参照して下さい。
_OsidOriにはデータをインポートする機能は無いので、V2.23でも、OsidOriのデータをMFF形式に変換する一方向のみに対応しています。具体的な操作や変換処理の内容については次回をお楽しみに。
_2021/09/07「やはりOsidOriのユーザーサポートは素早いです」でOsidOriのCSVファイル出力機能(公式にはデータバックアップ機能と呼んでいるが実態に合っていない)が改善された件に触れましたが、現時点においてはMFFマクロのOsidOri Version1.19.0(16067)への対応は見合わせております。
_これは、このバージョンのOsidOriのCSVファイル出力機能にまだ不具合らしきものを発見し、開発元の対応待ちとなっているためです。
_2021/08/04「OsidOriのデータバックアップ機能実装は家計簿アプリ業界の画期となるか」の時点のOsidOriは
_という仕様となっておりました。
_それが修正されたのが現バージョンですが、それでも
_…このように困った事態となっております。特に「必ず発生するわけではない」という点がね…
_振替取引は、MFFマクロを家計簿アプリに次々に対応させていく際には高確率で厄介事を生み出しますが、それは家計簿アプリそのものを開発する側でも同じことのようです。
【2021/09/29追記】:上記2点は、開発元によれば「仕様」とのことでした。詳しくは2021/09/26「OsidOriのデータバックアップ機能が改善されたのでデータ変換方法も変わります」を参照してください。
_2021/08/04「OsidOriのデータバックアップ機能実装は家計簿アプリ業界の画期となるか」で、OsidOriから出力されるCSVファイルの仕様についてご紹介しました…が、
…というわけで、このデータからは口座の残高推移を追うことができず深刻な不備がある、と申し上げました。
_この件に関しては筆者から開発元に改善を要望しておりましたが、先日「改良版をリリースした」旨の連絡をいただきました。上記の記事から一ヶ月ほどしか経っていません。
_OsidOriアプリ(Version1.19.0(16067))から出力されたCSVファイルを確認しますと、上記の不備は確かに改善されています。「わたし」と「家族」の取引明細を別々に出力させなければならない、という点は相変わらずですが、そこはOsidOriの設計思想の根幹に関わる話なので変更するのは難しいでしょう。
_とにかく…大きな欠陥があったOsidOriのデータが、一挙に使いものになるレベルになったのは喜ばしき限りであります。ただし、CSVファイルの形式が変更されたので、MFFマクロは作り直しになります。こちらについては筆者はOsidOriの開発元ほど素早くできませんので、しばらくお待ちありたく。
_MoneyLinkの連載もこれで最終回です。MoneyLinkにはWeb明細帳にデータを取り込む方法(明細取込区分と言う)として
の3つがあり、(1)については2021/09/03の記事で、(3)については前回の記事で解説しました。今回は残る(2)について触れます。
_金融機関サイトからDLしたCSVファイルによりデータを受け入れる「オフラインWeb明細書」を登録します。対象となる金融機関は、実は「PayPay銀行」「JCB法人カード」「MUFGカード・ビジネス/AMEX」の3つのみです(2021年8月時点)。
二年前の2022/03/14 家計簿アプリとデータをやりとりする際のファイル形式のまとめ でご紹介した情報をアップデートしました。 1.家計簿アプリからエクスポートされるファイルの形式一覧 2.家計簿アプリへインポートするファイルの形式一覧 ...