_2021/05/09「Clev家計簿のトライアルを開始しています」の予告のとおり、今回からClev家計簿をレビューします。
1.Clev家計簿の原産国は?
_このアプリについて、前回は「取っつきにくい」と申し上げましたが、実はチュートリアルが充実しており、操作中にいろいろなヒントがダイアログで表示されます(もちろん一度見たものは再表示されないようにできる)。
_しかし…どこの国のアプリなんだかよく判らなくなりますな。初起動の際にダイアログに現れる日本の諺、支払い元として選択肢に出現する韓国系IT企業のpayサービス、アメリカの銀行からのSMSメッセージによる自動入力機能…。500万DLを標榜していても、日本国内での数字でないことは当然ながら注意しなければならないでしょうね。
_Google Playによれば、開発元はCleveni inc.とあり、http://www.cleveni.com/からFacebook上のHPへのリンクを辿ると韓国の会社であるようです。
2.カテゴリ構成は突っ込みどころ満載
_Clev家計簿では費目のことを「カテゴリ」と称し、上位カテゴリと下位カテゴリの2階層構造となっております。
_…突っ込みどころは多いです。カテゴリを纏めすぎ! 通信費と日用品をおなじカテゴリにするか普通は…? それでいて、税金や保険といった重要費目が上位カテゴリになっていない。カスタマイズは追加・削除・編集(名称変更)・順序変更が可能なので、真っ先にいじるべきでありましょう。
_また、Clev家計簿では↑の「上位カテゴリ」を複数まとめた「カテゴリグループ」なるものを設定することができます。例えば支出カテゴリを「消費」と「浪費」に分けて浪費をコントロールする…といったことができます。が、この機能は別に使わなくても困らないでしょう。