2022/11/09

てきぱき家計簿マム10が出現するそうです

 _ユーザー向けのメールマガジン「マム倶楽部☆ニュースレター」によれば、PC家計簿ソフト「てきぱき家計簿マム」の9年ぶりの新バージョンが登場します。11/22にダウンロード版(既存ユーザー向け:3,080円)が先行発売、12/6にパッケージ版(4,620円)とダウンロード版(通常版:3,740円)が発売されるそうです。

_ある意味で驚くべき情報であります。このご時世にPC家計簿ソフトのメジャーバージョンアップが行われるとは…!

_入力UIの改良はアナウンスされていますが、筆者が注目するのは「データインポート機能はどうなるんだよ?」の一点。ここは現時点では不明。

_現行製品たる「てきぱき家計簿マム9」はOFXファイルでしかデータをインポートできず(2020/05/16「てきぱき家計簿マム9」に他の家計簿アプリのデータを変換してインポートする(前篇) 参照)、データを投入するのは相当な苦行です。OFXファイルが我が国では定着せず、金融機関サイトも取り扱わなくなってかなり経っていることを考えると、2022年に出現する新バージョンがOFXのみ対応のままであったら、これは不祥事ですよ。この点が改善されることを願ってやみません。


本件の続きはこちらです→

2022/11/07

マネーフォワードMEの無料プランにおける金融機関サイト連携可能数が10から4へ減少する件

_本日2022/11/07にマネーフォワードMEの運営側から届いたメールによりますれば、2022年12月7日から、無料プランにおける金融機関サイト連携機能の上限数が10から4に変更されるそうです。

_そのような判断に至った事情は公式を参照していただくとして、これはかなり痛いサービスダウンです。ユーザーひとりの連携数としては10あれば大抵の需要は満たせるでしょうが、4となると銀行口座1、クレジットカード1、電子マネー1、証券会社1で使い切ってしまいます。資産管理が可能なレベルではなく、家計改善効果を享受するには有料プランが必須になる流れです。

_こうなってくると、いよいよ気になるのが競合サービスたるZaim、Moneytreeの動向です。今のところ、両方とも無料プランでの金融機関サイト連携機能に上限はありません(データを外部に持ち出させないことで差別化している)。しかし、銀行とのAPI接続契約の費用負担が重いという事情は変わらないでしょう。いずれ、マネーフォワードMEと同様に、ユーザーを有料プランにより強く誘導するものと思われます。

_かつて無料サービスとは長続きしないと申し上げましたが、マネーフォワードMEも例外ではなかった…いや、10年続いたのはむしろ上出来だったと言えます。サービスに必要なコストを企業努力で吸収する時代はもはや終わりました。サービスによる恩恵を享受するならそれなりの対価を支払え、という考え方が、他のネットサービスと同様に家計簿アプリにも拡大してきただけのことです。ただ、すでに有料プランに加入しているユーザーの要望には、もっと迅速かつ誠実に対応していただきたいものですな。例えばこの件とか。

2022/11/01

マネーフォワードMEが競合製品と認識している家計簿アプリとは

_マネーフォワードMEのアプリは、ユーザーにしばしばアンケートを求めてきます。回答してもユーザー側にはメリットらしきものが無く、筆者としてはむしろ「どんな設問をしてくるのか?」という点が興味深いので回答するようにしています。

_最近のアンケートはプレミアムサービスに関するもので、その中で筆者が注目したのは↓の設問でした。

マネーフォワードMEが競合製品としているらしい家計簿アプリ

_Moneytree(←リンク先は当ブログの関連記事です。以下同様),Zaimはいわゆるアカウントアグリゲーションサービス(AAS)を備えたオンライン家計簿サービスの老舗としてライバル視されるのは当然。OsidOriも新興ながらAASを備えた有力な競合製品です。らくな家計簿 は、AASを備えていないものの全世界で1000万以上DLされており、筆者としても有力な家計簿アプリと見ています。

_しかし…シンプル家計簿(これはマネーフォワード側ではMoneyNoteのことを指しているつもりなのでしょう)が天下のマネーフォワードMEの競合製品足り得ているか?と見ると、リストアップされているのが不思議です。レシーピは何となく判るんですがね。

_そして謎を極めるのが「すぐ家計簿」。当Blogで名前が挙がったことは無く、Google Playで検索しても、最終更新は2017年3月13日で、本日時点ではすでに配信されていません(iOS版は配信されています)。マネーフォワードの運営は一体どういう意図でこれを挙げたのだろう…

_ちなみにOne Stockは、野村證券とマネーフォワードが提携して開発した資産管理アプリで、筆者としては おかねのコンパス と似たようなものだろうと思って、これまで取り上げておりませんでした。自分たちが他社と連携して開発したアプリを競合製品に挙げるというのもおかしなものでしょう。


_このように、家計簿アプリはアンケートひとつ取っても非常に面白いことが起こる世界です。これで回答者にもう少しメリットを享受させてくれればありがたいのですがね…

2022/10/29

最近、ボランティア活動ってものを始めまして

_当Blogもボランティア活動のようなものではありますが、 リアルでもやってみたくなりまして、近所にある地域コミュニティサロンで開かれているパソコン教室の先生を体験させていただく機会がありました。

_生徒さんはコミュニティサロンの常連的な方々(高齢者が中心)で、カリキュラムがあるわけではなく、時間になるとそれぞれ自分のPCを持ち込んで、自分がやりたいことを好き勝手に始めます。その中で判らないことが出てきたら先生を呼んで対処法を教えてもらう…という形式です。

_ところがまあ、皆さんのニーズは結構レベルが高く、例えば、書類の全ページをスキャニングしてデータ化したいとか、CDをリッピングしたデータをiPhoneに入れたいとか、年賀状作成ソフト(もうそういう季節です)をインストールしたいとか… 一回手順を教えたぐらいでできるような中身ではないことばかりです。

_よくよく聞いてみれば、実際、手順を教えても大抵は再現できないので、結局「やってあげる」という形になってしまうそうで…それでも出来なかったことが出来たときに大いに喜んでもらえたのは素直に嬉しかったです。

_しかし…スマホではできないニーズが多く、だからこそパソコン教室は盛況であるものの、その原因は、今のPCと周辺機器が初心者が使えるものには全然なっていないことにあります。例えば、生徒さんが持ち込んだスキャナプリンタを、教室内の無線LANネットワークに接続するだけでも大騒ぎです。アクセスポイントがどこにあるのか探し出して、AOSSのボタンを叩いて接続待ちになっている間にスキャナプリンタ側を操作して…これでも昔に比べればかなり楽にはなってますけど、それでも「そういうことをしなければならない」ということを理解してもらうのは大変です。

_また、厄介なのが、しょっちゅう出てくる、ポップアップでの通知やガイダンス! これが初心者の皆さんを大いに惑わせます。ほとんどは無視してよいのに、ポップアップの目的からして注意を引くようになっているので気が散ってしまうのです。「ああ、これは無視していいですよ」と何度繰り返したか…

_体験したのはたかだか数時間。充実感はありましたが、正直くたくたになりました。お一人お一人に対応する時間が長くなる(しかも不定)ので順番待ちが発生してしまい、一息入れる余裕が無く、明らかに先生側が不足している…読者の皆さんも、ぜひ体験してみては如何でしょうか。運動量はかなりのものですよ。

2022/10/16

MFFマクロV2.40 控えめに登場 マネーフォワードMEのデータの変換に関する仕様変更

_MFFマクロの導入法と使用法 のページにてソースリストを公開しています。変更点は、

  1. Dr.WalletのデータをMFF形式に変換する際、Dr.Wallet側の「ショップ名」欄の文字列をMFF形式の店名欄に二重に書き込んでしまうことがあるバグを修正した
  2. ワークシート上のデータをMFF形式に変換する際、エラー状態のセルがある場合にデータファイルをMFFマクロで読み直すことをユーザーに提案する機能を廃止した
  3. マネーフォワードMEからダウンロードしたデータにおいて、ID欄のセルがエラーを起こしている場合は無視して、MFF形式のID欄を空白にするようにした
  4. MoneyProが、インポートするファイルの名前に全角文字が入っていると、インポート時にアプリがクラッシュするようになってしまったため、デフォルトの出力ファイル名を"MoneyProImport.csv"に固定した

_2022/08/31 マネーフォワードMEからDLしたCSVファイルのID欄に記号が入って困る件の朗報とは言えない続報 で報告しましたが、マネーフォワードMEが出力するデータファイルには深刻な問題があります。これまで、Web版からDLしたデータについてはMFFマクロ側でそれをフォローしてきましたが(↓の画面例)、AndroidアプリからDLしたデータについてはお手上げの状態になってしまったため、方針を転換して積極的な対処を取り止めました。

マネーフォワードMEからDLしたデータをMFF形式に変換する

_MFFマクロV2.40以降の動作は↓のようになります。J11セルに入っているID欄の文字列にの先頭にマイナス記号が入っているために、Excelはこれをセル参照の式として解釈しようとしてエラーを起こしています。このようなセルの情報は無視してMFF形式への変換を行うようにしました。

_この仕様変更の副作用としては、このデータを変換後、IDを使って重複取り込みを防止する機能を有する家計簿アプリ(例えばマイクロソフトマネー)にインポートする際には、重複していることを検出できなくなるケースが発生します。まあ、発生頻度は稀ではありますが…

マネーフォワードMEのエラーを含むデータへの対処を変更した

_当Blogとしては、マネーフォワードMEのデータは

  • Web版の家計簿画面からCSVファイルをダウンロードする
  • Excel上で空のワークシートを開いた状態でMFFマクロを起動
  • MFFマクロのファイル選択ダイアログで読み込むファイルを指定する
  • データが自動的にMFF形式に変換される

_という手順で取り扱うことを激しくお奨めします。

_アプリ版からDLしたデータには、どういうわけか途中にTabが含まれることがあり、データの区切りの認識が狂うという問題も発見しています。こりゃ相当な難物だぞ…


_また、2022/09/20 Money Pro突然死の原因はどうやらインポートするファイル名に2バイト文字を入れていることにあるらしい の対処として、MFFマクロが出力するMoneyProインポート用ファイルのデフォルトの名称に全角文字を入れないようにしました。


_あまりパッとしないバージョンアップで恐縮ですが、特に上記の2.と3.は重要な仕様変更であるため、MFFマクロのバージョンアップの手順により、ユーザー各位の環境におけるマクロプログラムを更新していただきますよう、お願いします。

2022/10/09

2023年の家計簿が売り出されました

 _最近は書店という存在そのものが非常に貴重になっておりますが、先日店頭を観察しておりますと、来年の家計簿が売りに出されていました。

2023年の家計簿が売り出されている

_これだけ家計簿アプリが普及していても、やはり紙ベースの家計簿の需要は底堅いようです。

2022/09/24

MFFマクロの操作マニュアル のページを新設しました

_MFFマクロは、さまざまな機能を有しているにもかかわらず、これまでそれぞれの機能を個々に解説しているだけで「どんなときに、どんなことをすると、どうなるのか?」という総合的な説明を怠っておりました。先日の 2022/09/10 Dr.Walletのレシートデータを「らくな家計簿」にインポートすると順序が変わってしまう謎を解く からの連載でその問題に気づかされまして、今回、固定ページに追加いたしました。ぜひご参照ください。

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