_マネーフォワードMEのアプリは、ユーザーにしばしばアンケートを求めてきます。回答してもユーザー側にはメリットらしきものが無く、筆者としてはむしろ「どんな設問をしてくるのか?」という点が興味深いので回答するようにしています。
_最近のアンケートはプレミアムサービスに関するもので、その中で筆者が注目したのは↓の設問でした。

_Moneytree(←リンク先は当ブログの関連記事です。以下同様),Zaimはいわゆるアカウントアグリゲーションサービス(AAS)を備えたオンライン家計簿サービスの老舗としてライバル視されるのは当然。OsidOriも新興ながらAASを備えた有力な競合製品です。らくな家計簿 は、AASを備えていないものの全世界で1000万以上DLされており、筆者としても有力な家計簿アプリと見ています。
_しかし…シンプル家計簿(これはマネーフォワード側ではMoneyNoteのことを指しているつもりなのでしょう)が天下のマネーフォワードMEの競合製品足り得ているか?と見ると、リストアップされているのが不思議です。レシーピは何となく判るんですがね。
_そして謎を極めるのが「すぐ家計簿」。当Blogで名前が挙がったことは無く、Google Playで検索しても、最終更新は2017年3月13日で、本日時点ではすでに配信されていません(iOS版は配信されています)。マネーフォワードの運営は一体どういう意図でこれを挙げたのだろう…
_ちなみにOne Stockは、野村證券とマネーフォワードが提携して開発した資産管理アプリで、筆者としては おかねのコンパス と似たようなものだろうと思って、これまで取り上げておりませんでした。自分たちが他社と連携して開発したアプリを競合製品に挙げるというのもおかしなものでしょう。
_このように、家計簿アプリはアンケートひとつ取っても非常に面白いことが起こる世界です。これで回答者にもう少しメリットを享受させてくれればありがたいのですがね…