_2022/11/09 てきぱき家計簿マム10が出現するそうです で既報のとおり「10」の先行ダウンロード版が発売されました。公式サイトから、体験版(30日間動作する)と、カラー図解マニュアルのPDFがダウンロードできます。
_てきぱき家計簿マム10の目玉は、LINEを使って記帳ができる「スマホ記帳」機能とされています(これは体験版では動作しない)。しかし、筆者が思うに、真の目玉はCSVファイルでのデータインポートが可能となったことです(電子明細(CSV)取込機能)。この機能が何ができて何ができないか、は、残念ながらカラー図解マニュアルの当該部分(184ページ~)を見ても明らかにはなりません。そこで、取り急ぎ筆者が体験版でテストした画面↓を示します。
_前バージョンまではOFXファイルの取り込みしかできず、同時に1口座のデータのみで、しかも取り込み後に費目を個別に割り付けなければなりませんでした。
_実のところ、筆者は、「10」にCSVファイル取り込み機能が実装されるとしても、2022/05/06「ゆう子の家計簿」に他の家計簿アプリの収入・支出データをCSVファイルで入力する方法 で述べたような、OFXファイルと同レベルのデータ取り込みしかできないものになるのでは、と恐れていたのです。
_しかし、現物を見ますと、OFXファイル取り込み機能はそのままに、CSVファイル取り込みの場合は複数口座のデータに対応し、しかも費目・内訳をCSVファイル内で指定することができるようになりました。これは大した進歩です。振替取引をインポートデータで直接記帳できないのは変わりませんが、これは振替収入・振替支出というダミー費目をでっち上げれば対処可能です。