V2.52公開後、こっそりMFFマクロV2.521というバグフィックス版に差し替えていたのを、V2.53で上書きしました。MFFマクロの何たるかについてはこちら、ソースリストと導入法についてはこちらをご覧下さい。
これまでは、MFF形式データを出力する際、何もメッセージを出さずに黙々と家計簿アプリ向けのファイルを吐き出すようにしていました。
しかし、MFF形式データの中にカンマ、セミコロン、タブといった「テキストファイルに含まれると不都合な文字」が紛れ込んでいる※のを削除する処理を今回加えたことで、ユーザーではないMFFマクロが勝手に家計簿データを改変する(しかもUndoできない)という事態が発生します。そこで、その前にユーザーが処理を止められるようにするため、ターゲットの家計簿アプリに応じて「これからデータを変換するよ」というメッセージボックスを出すように方針を変えました(OFXファイルのように、出さない場合もありますが、マズい文字の削除の処理は行っています)。
ユーザー各位に対して余計な手間を加えることになってしまいますが、ご了承下さい。
※は、「ひかる」に筆者の過去の家計簿データをインポートしていた際に発覚しました。Suicaの利用履歴をAndroid版のマネーフォワードMEアプリのIDカードリーダーで吸い上げた際、乗車駅・下車駅などの文字情報の中にTabが含まれていて、これがtsvファイルでデータをインポートする「ひかる」の現金残高の不整合という形で不具合を起こしたのです。何てこった。