2021/04/10

マネーフォワードMEのAIとやらはいつまでたっても賢くならない

_マネーフォワードMEには、連携先から取得したデータに基づいて費目を自動的に振り分ける機能をAIで実現していることになっているのですが、このAIがなかなか賢くなってくれません。

_筆者は食料品をあるネットスーパーで調達しておりまして、その発注情報をマネーフォワードMEと連携させています。買ったモノの品名が事細かに取り込まれるので、少々データ過多とはなるものの便利ではあります。しかし…

  • 「冷凍うどん」が「食費/食料品」ではなく「食費/外食」になる
  • 「ベビースターラーメン」が「食費/その他食費」ではなく「食費/外食」になる
  • 「スープカレーの素」が「食費/食料品」ではなく「食費/外食」になる

…という具合に、外食産業の名称に該当するものが食料品名に含まれていると、問答無用で外食に振り分けてくれるのです。これ、2年以上前に旧ブログでも指摘しておりまして、そのうちAIが鍛えられておかしな振り分けは無くなるだろうと期待していたのに、全然そうなってくれません。

_そもそも、この買い物はマネーフォワードMEが連携しているネットスーパーでしているのですから、ここでの支出が外食費になることなぞ有り得ないんですが…そして、そういうことを学習するのがAIってもののはずなのに、どうやら食わせているデータに「(データの出所たる)連携先」が含まれていないように思われるのです。

_定期的に発生する振替などは、数回もすれば自動的に振替に変換してくれるようになるので賢いのですけどねえ。費目の振り分けの精度向上のほうもよろしくお願いしますよ~。

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