←超簡単家計簿関連の前回記事:2024/08/20 MFFマクロV2.57出現 超簡単家計簿からのエクスポートに対応
今回は、MFFマクロV2.57を活用して、超簡単家計簿からエクスポートしたExcelファイルのデータをMFF形式に変換する手順を解説します。
1.超簡単家計簿からExcelファイルをエクスポートする
今回、対象とするデータを↓に示します。超簡単家計簿の欠点として、入力した情報が、かなり省略した形で表示されることが挙げられます。カテゴリを示すアイコンと、メモ欄の内容(フォントサイズを最小にしても9文字目以降は"…"になる)、そして金額のみで、どの口座から支払ったのかが判りません。もうちょっと情報量を増やして欲しいところですなあ。
超簡単家計簿からExcelファイルの形でデータをエクスポートします(これは有料機能です)。対象とする期間を任意に指定できるのはありがたいことですな。
エクスポートの方法は、Android標準の共有メニューに拠っており、LINEやメール、Dropbox等のファイル共有サービス等が使えます。ここでは、【Dropboxに…】を使用します。すなわち、「Dropboxに追加」であり、Dropbox管理下の共有フォルダに、エクスポートしたExcelファイルを書き込みます。
ファイル名はデフォルトで"家計簿(YYYY.MM.DD-yyyy.mm.dd).xlsx"となっており、データ出力の対象期間がファイル名から判別できます。
2.MFF形式への変換
このExcelファイルをPC側のExcelで開いたところが↓の画面です。フォントが少々怪しい…日本国外の雰囲気をぎゅんぎゅん感じさせるものがあります。この状態でMFFマクロ(V2.57以降)を動作させると↓…
MFF形式に変換されます↓(見にくいのでフォントは変更しています)。P1セルの収支額が、今回の記事の最初の画面例と一致していることが判ります。
3.データ変換処理のチャートについて
当Blogの超定番コンテンツ、データ変換処理のチャートを示します↓。
超簡単家計簿は、「タイプ」欄で取引種別を明示してくれるので、特に奇妙な処理はしなくてOKでした。アプリ側でカテゴリーを"○○○/□□□"の形式で設定しておくことで、MFF形式で費目甲="○○○"、費目乙="□□□"と分解する機能を実装しています。また、超簡単家計簿のメモ欄に(品名)(@店名)(※備考)のMFF書式で入力しておけば、然るべき欄に情報を分解して入れるようにしています。
↑振替取引の場合は、超簡単家計簿は口座欄に"振替元口座 → 振替先口座"のように入れるのですが、問題は"→"が半角の特殊文字であり、Excelで処理しようとするとエラーを起こす点です。そこで、"→"の前後にある半角スペースを手掛かりにして"振替元口座"と"振替先口座"を分解するようにしています。
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