2023/11/26

Recemaru(レシマル)に取り組んでいます

_スマートレシートの連載(初回の記事:2023/10/29 スマートレシートに挑んでいますに引き続きまして、スマ-トフォン向けレシート管理型家計簿アプリ「Recemaru(レシマル)」に取り組んでおります。

_とりあえず、撮影したレシートから品目毎に取引データを生成して、CSVファイルとして出力できることは確認済です。

_しかし、このアプリは、予想どおり、スマートレシートとは目的や振る舞いが異なっておりまして…記事の構成や、MFFマクロのデータ変換の方針について少々悩んでいるところがございます(つまり、マクロの新版はまだ手を付けていない)本編の掲載まで暫しお時間をいただければ幸いです。

2023/11/17

読者の方からお便りをいただきました

 ちょっと前のことになりますが、読者の方から、連絡フォームを通じてメールをいただきました。

 「マイクロソフトマネー⇒GnuCashのデータ変換がうまくいった」とのことで、MFFマクロがこうしてお役に立てているのは嬉しい限りで、大変励みになります。ありがとうございます。

 動作報告、不具合の通報など、読者の方々からのフィードバックをお寄せください。よろしくお願いします。

2023/11/13

CF-RZ4をChromeBook化しました

 ヒジョーに個人的なことなんですが、サブ・サブマシンになり下がっていたPanasonic Let's Note CF-RZ4のOSをWindows10からChrome OS flexに入れ替えました。

ChromeBook化したCF-RZ4

 手順はネット上にいろいろありますので省略します。ちなみに、もっとも困難だった作業は、実はCF-RZ4をChrome OS flexの起動用USBメモリから起動するためにBIOSメニューを呼び出す場面でした。電源投入後、Panasonicのロゴが出ているタイミングでF2キーを叩いても、どういうわけかそれが認識されずWindows10が起動してしまうのです。起動時にBIOSパスワードを入力するように設定していたのがマズかったらしい。「その設定を外せばいいじゃん」と言われましても、その設定を外すにはBIOSメニューを呼び出さなければならない…というわけで、一時は「こんなつまらないことで詰んでしまうのか!」と落ち込みましたが、Windows10側で設定を弄ることでBIOSメニューを表示させるようにしてなんとか解決しました。

 ChromeBook化の目的は、9年前のマシンであるCF-RZ4を有効利用するためです。Windows11へのアップグレードも拒否されてしまい、Windows10で運用するのも俊敏さの面でかなり苦しかったですからね…ChromeOSならまだそこそこ使えるだろう、というわけです。Chrome OS flexはAndroidアプリを実行できませんのでAndroidスマホ向けの家計簿アプリの稼働テストなどには使えませんけど、久しぶりに導入した新機軸ですからいろいろと試してみたいと思います。

2023/11/05

MFFマクロV2.45でスマートレシートからの出力データをMFF形式に変換する方法(追記あり)

 前回の 2023/11/04 電子レシート「スマートレシート」試用レポート で予告しましたとおり、MFFマクロのVersion2.45を公開します。スマートレシートから出力したTSVファイルのデータをExcel上に読み込み、MFF形式に変換する機能を新設しました。これに伴い動作概念図も更新しています↓。

MFFマクロV2.45の動作の概念図

2023/11/04

電子レシート「スマートレシート」試用レポート

 前回の 2023/10/29 スマートレシートに挑んでいます で予告しましたとおり、スマートレシートという電子レシートサービスについてレポートします。

1.概要

 スマートレシートというサービスは、若干仕組みが複雑でして、1台のスマートフォンに「スマートレシート」と「レシートスキャン」という二つのアプリをインストールしなければなりません。インストールは順不同で、片方にIDとパスワードを登録すれば、もう片方も同じIDとパスワードでログインすることで連係動作します。

  • アプリ「スマートレシート」は、スマートレシートのサービスに加盟しているお店で支払いをする際に、アプリ画面に表示されるバーコードをお店のレジに読み込ませると、加盟店から電子レシートが送られるようになっています。そのデータはTSVファイルとして出力できます。なお、その加盟店が独自に提供しているアプリ(ポイントサービスが多い)とスマートレシートサービスを連携させると、そのアプリを使うだけで電子レシートを受け取れます。
  • アプリ「レシートスキャン」は、「スマートレシート」の補助ツールで、紙のレシートをスマートフォンのカメラで撮影し文字認識でレシートデータを入力できるほか、手入力でレシートデータを作成できます。そのデータはスマートレシートのサーバーに登録され、アプリ「スマートレシート」を経由してTSVファイルとして出力できます。

 両者の関係性を図解すると↓のようになります。

スマートレシートとレシートスキャンの相関図

2023/10/29

スマートレシートに挑んでいます

 さすがに10月に1件も記事をアップしない、というのもマズいのでとりあえず予告編。東芝テック株式会社(外部ページ)が展開している電子レシートサービス用スマートフォンアプリ「スマートレシート」の研究をしています。

 ものすごくざっくり言いますと、「スマートレシート」サービスの加盟店での買い物の際に、会員用アプリの画面に表示されるバーコードをレジでスキャンすると、支払の後でアプリに買い物のレシートのデータが送られてくる、というサービスです。概要や社会的意義についてはこちらをご覧ください(外部ページ)。

 はっきり言って、あまり知られていないサービスだと思います。筆者も、そういうサービスが数年前に町田市で実験された、ということぐらいしか知りませんでした。が、研究してみると、かなり奥深い、しかしまだまだ発展途上だな~という感を持っております。

 現在、このアプリから出力されるレシートのデータをMFF形式に変換するMFFマクロの新バージョンは開発できております。近々公開できるでしょう。問題はむしろこのサービスの仕組みとデータ構造をどうやって解説するか、というところでありまして…図版の作成等にしばらく時間を要します。しばしお待ちありたく。

2023/09/09

くふうAIスタジオ って何者だ?

 久しぶりの更新となります。8月末以降、社命により、個人の立場で、絶対に果たさねばならない超重要なボランティア活動を強制的にやらされておりまして、なかなか当Blogに手を付けられませんでした。「社命により個人の立場で」とか「ボランティア活動を強制的に」と、とんでもなく矛盾する言葉が並んでおりますが…まあ、サラリーマンを長くやっていると、そういう奇妙な事態に巻き込まれることもあるのです。

 さて、先日、ZaimとAPI連携させている銀行口座の再連携作業を行っておりました(どんなに多忙でもこれは定期的にやらなければならない)ところ、銀行のサイトから「"株式会社くふうAIスタジオ"との連携を設定するけどいいよな?」という確認のページが出現しました。え、何のことだ…? と思ってZaimの公式ページを見てみますと…ありました。

 Zaimは、この"くふうAIスタジオ”が運営するPFM事業のブランド名という形になるようです。しかし、Zaimアプリから公式サイトにアクセスすると、まだ会社名が変わっていない…7月以降にもニュースリリースは出しているのに、気づいていないのかな…?

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