2022/07/28

そんなことを書いたら「まんがライフ」誌が休刊だって

_前回、4コマまんが雑誌が手に入らないよ~ なんて記事をアップしましたが…

_本日書店店頭で見て愕然としました。まんがライフ誌9月号の表紙に「38年間ありがとう」と大書されています。…実は、先月の8月号の次号予告で見開きいっぱいに「まんがライフは次号9月号をもちまして休刊いたします」と大書されていたのを見落としていただけでした。

_連載作品の大半が姉妹誌の「まんがライフオリジナル」に、一部が「まんがライフWIN」に移りますが、一部はWebメディアに移ったり最終回を迎えたものもあります。

_いやいや、泣けてきますな。これまで読んでいなかった「まんがくらぶ」に走るしかないのか…? まさかそちらも風前の灯火なんてことはないだろうな…



2022/07/15

4コマまんが雑誌が手に入らないよ~

_筆者は「まんがライフ」「まんがタイム」「まんがホーム」等の4コマまんが誌を読むのが大好きなのですが、最近、この種の雑誌の入手が大変困難になってまいりました。

_通勤経路として使っている某駅のエキナカから、4コマまんが誌を取り扱っている書店が姿を消したのです。ネットや電子書籍の普及で、リアルの書籍・雑誌類が商業上苦しい立場に立たされているのはご承知のとおりですが、書店の消滅という形でその影響をモロに被ることになるとさすがに困惑せざるを得ません。

_このテの雑誌を取り扱っているお店として次に考えられるのが、比較的規模の大きいコンビニ、ということになります。しかし…コンビニは、どういうわけか、複数ある4コマまんが誌のうち特定のものしか入荷しないケースが多く、「行けば必ず手に入るわけではない」という状況がまた不便を極めます。

_イヤイヤながら電子版に移行するか? と考えても、思うに、4コマまんがほど電子書籍に向かないコンテンツも無いのです。ちょっと時間が出来たときに、ぱっと手に取って、目に入った作品を読む、というスタイルは電子書籍とは全く相容れません。

_通勤の途上で、取り扱っている書店がある駅で降りて購入するしかないようです。最近、職場の移転で通勤時間が延びたのに、さらに時間を食うことになります。困ったもんだ。

2022/07/12

家計簿アプリを使いこなすなら足の速いスマホは必須

 _先日、スマートフォンを機種更新したわけですが、「なんでもっと早くやらなかったんだろう」と激しく後悔しております。

_それまで使っていたスマホは6年前の機種でして、最新バージョンのAndroidや各種アプリを稼働させるにはどうにもこうにも力不足で、LINEのメッセージを確認するにも数十秒待たされるという体たらくでした。電池持ちも最悪で、朝出勤してから帰宅するまで充電無しというのはあり得ません。

_そんな状態では、たくさんインストールした家計簿アプリも動作の足を引っ張るだけなのでほとんどアンインストールしており、過去にご紹介したアプリの最新動向も実は最近は全く追えていませんでした。

_最近導入した機種は、これまでとは比べ物にならないほどサクサク動きます。電池持ちも大きく改善されて、こんなくだらないことでストレスを抱えていたのか…と、早く決断しなかった自分がアホに思えてきます。

_当Blogの主題である家計簿アプリは、ユーザーのスマホ使用体験の中ではかなり大きな部分を占めるでしょう。そこでイラつかないためにも、足の速い機種を使うことが非常に重要です。PCが遅いのは我慢しても、スマホが遅いのは我慢してはいけません。それを思い知った機種更新でした。

2022/06/20

クレジットカードを鉄道等の自動改札機にタッチして運賃を直接決済する「オープンループ乗車システム」について

_ネット上の記事で大変興味深いものを見つけました。オープンループ乗車システムはSuicaの地位を塗り替えるのか? という鈴木淳也氏の記事です。

_オープンループとは、既存のクレジットカード等の決済システムを利用して別の決済システムを構築するもので、この場合は鉄道等の公共交通機関の運賃を決済する仕組みを構築するものを差します。その対語となるのがクローズドループであり、チャージから運賃引落しまでの全ての資金の動きを1つのシステム内で完結するものを差します。Suicaがその代表例です。

_で、鉄道の自動改札機やバスの運賃収受機にクレジットカードをタッチして、直接的に運賃を決済する「オープンループ乗車システム」について述べているのが前述の記事というわけです。詳細についてはそちらをご覧いただくとして、筆者が興味があるのが「クレジットカードで運賃を決済した場合、履歴にはどれだけ詳細な情報が残るのか?」という点です。

_Suica(およびモバイルSuica)の大きな欠点として、電子マネーとして買い物をした場合に、利用履歴に店舗名が残らず、全て「物販」となってしまう「物販の嵐」問題が挙げられます。しかし、ストアードフェアシステムとして利用した場合は「入 ○○○○ 出 ◇◇◇◇」のように入場した駅と出場した駅の名前がしっかり残るので、後でその日の行動を遡行するのに大変便利なのです。モバイルSuicaをサポートしたアカウントアグリゲーションサービスを利用すれば、そのまま家計簿データとして取り込むこともできますからね。

_ただ、オープンループ乗車システムが普及するとなると…

  1. 鉄道会社等からクレジットカード会社に入場駅・出場駅の情報は渡されるのか?
  2. クレジットカード会社に入場駅・出場駅の情報が渡るとしたら…クレジットカード会社はその情報をマーケティングに利用するのか?

_この2点が厄介事になりそうです。

_1.については、鉄道会社(等)とクレジットカード会社の個人情報に関する縄張り争いに過ぎませんが、この争いにクレジットカード会社側が勝利したら…? クレジットカード会社は個人情報・決済情報(しかもかなり高額な範囲まで)を分析・活用する高度なノウハウを有しているところに、普段の公共交通機関の利用状況という非常に濃い情報を得ることになるわけです。こうなると、他の決済サービス(QRコード決済など)のライバルどころではない、強大過ぎる存在になるのではないかと思われるのです。

_我が国では、SuicaをはじめとするFelicaベースの電子マネーが、(改札通過時の処理速度の関係から)当分の間は一定のシェアを維持し続けるでしょうが、電子マネーのシステムを維持するコストの大きさに耐えかねる動きもあります(例えば、広島電鉄は電子マネーからQRコードでの運賃決済に切り換えるそうです)。それと似た理由で、(すでに資金回収の仕組みを確立している)クレジットカード決済に乗り換える事業体も出てきそうです。たとえカード会社に手数料を払うとしても…

_そうなったときに、当Blogの主題である家計管理にはどういう影響が出てくるでしょうか。上記の1.と2.が共にTrueとなったとき、クレジットカードの明細に入場駅・出場駅を含んだ情報が含まれるようになるのか…? 筆者の関心は、世間とはちょっと違った方角に向きます。こちらの動向も横目で睨んでおきたいものです。

2022/06/19

マスターマネーにもう一つカテゴリーのひな形がありました

_WindowsPC用家計簿ソフト「マスターマネー」の初期設定のカテゴリー構成を紹介している記事に欠落があったことが発覚しましたのでフォローします。実は、個人事業主向けのカテゴリー構成をご紹介していませんでした…

_当時のアホな筆者が「家計簿用途ではない」と判断して記載しなかったものと思われますが、家計簿ソフトの紹介記事としては不完全なままでした。お詫び申し上げます。

2022/06/18

らくな家計簿のデータインポート機能の動作が変わった

_スマートフォンを機種変更した際にアプリの再インストールが発生したため、久しぶりに「らくな家計簿」を触る機会がありました。設定画面の右上に表示されているバージョンは4.6.18です。どうやら4.6に更新された際に、重要な仕様変更があったようです。

_以前の 2020/11/30 他の家計簿アプリのデータをらくな家計簿向けに変換してインポートする の記事では、

出力されたTSVファイルをメール等の手段でスマートフォンに送り、 ファイル操作アプリ等を使用して"/MoneyManager/import"フォルダに持ち込みます。

_と手順を示しておりましたが、TSVファイル(↓の画面例の中では「Excelファイル」と呼んでいるもの)の格納先が"/Download"フォルダに変更されたのです(↓の③画面)。また、このフォルダでなくても、「らくな家計簿」側から格納先を指定できるようになりました(↓の④画面)。ちなみに②・④画面に表示されている"らくな家計簿import 全口座.txt"は、MFFマクロで「らくな家計簿」向けに出力したTSVファイルを"/Download"フォルダに格納したものです。

らくな家計簿のインポートの動作が微妙に変わった

_”/Download"は、例えばメールアプリで添付ファイルを保存するような場合に標準で使用されるフォルダです。上記の変更により、ファイル操作アプリという初心者には敷居の高いモノを使うステップが無くなりました。地味ですが大変喜ばしい重要な改良と言えます。

2022/06/07

結局Money in Excelは頓挫したらしい…2023年6月にサービスを停止

_Microsoft、Excel向け財務データ管理機能「Money in Excel」を2023年6月30日で提供終了 という記事を目にしました。アカウントアグリゲーションサービスで取得した金融機関の残高情報・明細情報をExcelに直接取り込むという機能です。サービスクローズは一年先のことですが、これはMicrosoftらしいユーザーへの配慮という奴なのでしょう(先のリンク先の記事の本文には2022年6月30日となっているところもありますが、英文記事を読んでいると2023年6月30日が正解のようです)

_当Blogでも 2020/06/20 Money in Excelがじわじわと襲来中…しかし未だに謎は多い のように横目で睨んではおりました。しかし、結局米国のみの提供であり、我が国ではサービス展開はされないままでした。何だったんだ… 既存のサービスが飽和している市場に打って出ても、Excelと連携できる程度の機能では割り込めなかった、というところでしょうか。

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